●ウクライナのEU加盟交渉は「今年の夏まで」延期される見通しです。

クロアチアニュース・ロギッチノ(論理的)より
※クロアチア語のためGoogle翻訳を使用
https://www.logicno.com/politika/kandidatura-ukrajine-za-prijem-u-eu-cekat-ce-do-ljeta.html

欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長は21日水曜に記者団に対して、ウクライナのEU加盟への交渉は少なくとも今後3ヶ月間は停滞する可能性が高いと語りました。 ライエン氏は、加盟交渉の事前段階における枠組みの作成に関して、それを合意することが困難であることを遅延の理由として挙げました。
ライエン氏はEU本部のあるブリュッセルでの記者会見で、彼女の交渉チームは枠組みについて「まだ取り組み途中である」と述べ、「さまざまな交渉上の諸問題」が立ち塞がっており、あらゆる選択肢を検討するにはまだ時間がかかるだろうと付け加えました。

ライエン氏は6月6日と9日に予定されているEU議会選挙に言及し「選挙までにこの問題は処理しきれないというのが私の一番の見通しである」と述べました。 「夏の初めには準備が整うと思う」と彼女は結論づけました。

EU指導部はウクライナのEU加盟交渉を2023年12月14日に開始することで合意していました。 EU指導部は12月にEU評議会を通じて異例の政治的駆け引きを行い、ウクライナの加盟交渉を強行しました。 EUのウクライナへのこの動きを声高に批判していたハンガリーのオルバン首相は、加盟交渉の賛否を問う投票が行われた際に議会を退席しました。 これによって、オルバン氏が決定を明確に賛成せずに、全会一致の承認というEUの要件を技術的に満たすことができたのです。

次のステップでは、EU当局者がウクライナの加盟プロセスのための交渉のための枠組みを作成する必要がありました。交渉のガイドラインや原則などがそれに含まれると予想されます。 この文書はその後、正式な交渉プロセスを開始する際に最終決定権を持つ加盟国によって検討される必要があります。

米ポリティコによると、欧州委員会は当初は数週間以内にその文書を提出する予定でした。そのためライエン氏の水曜の発表は直ちにウクライナからの批判を招きました。 ウクライナのチェンツォフEU特使は記者団に対し、「なにが難しいのか理由が見当たらない」と語っています。

匿名を条件に語ったあるEU外交官は当時、ポリティコに対し、EUは加盟候補者に非現実的な期待を抱かせ、現実がより複雑であることが判明した際に彼らの希望を打ち砕くという同じ過ちを今でも犯していると語った。 ウクライナは今や明らかにその被害者である、と外交官は付け加えました。

キエフの立候補に懐疑的なEU加盟国はハンガリーだけではありません。 フランスのマクロン大統領は12月の首脳会議後、国内メディアに対し、EUはウクライナの新規加盟を認めるには「そこにたどり着くには非常に遠い」と語っていました。
スロバキアのフィコ首相も以前、ウクライナに関するハンガリーの意見への支持を表明していました。

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