EUには敵が必要のようです。

●EUには敵が必要のようです。

クロアチアニュース・ロギッチノ（論理的）より
※クロアチア語のためGoogle翻訳を使用。
https://www.logicno.com/politika/eu-treba-neprijatelja.html

ロシアとの戦争の可能性に関してEUの政治家らの最近の発言は、EUの国内利益にかなうものだと言い続けて市民の目を経済衰退などの現実問題から逸らそうとしていると、ロシア政府のドミトリー・ペスコフ報道官は指摘しました。 同時に、ロシアとの差し迫った紛争の主張も、ウクライナへの継続的な資金提供を正当化するのに役立てているとペスコフ氏は述べました。
2月1日にEU首脳は500億ユーロ（約8兆円）のウクライナへの経済支援法案に署名しました。 この法案については数か月にわたる交渉が続いていました。

「EU諸国の政治家たちは、ウクライナ援助における負担支出増加を正当化するために、「ヨーロッパの敵」のイメージを構築し続けるべきであり、それを実感させるだけの目立つ方法で行う必要がある。 500億ユーロの支出は、見方によってはEUにとって大した金額ではないが、明確なEU経済衰退の指標を背景にした視点を加えれば甚だしい支出に変わり、EU諸国の経済にさらに影響を及ぼすことが目に見えてくる」とペスコフ氏は4日日曜にジャーナリストのパベル・ザルビン氏とのインタビューで語りました。

ロシアとの戦争への疑惑について話すことで国民の目を国内問題からそらすこの試みは、いくつかのEU諸国によって行われたとペスコフ氏は指摘しました。 特にドイツが最近直面している国内問題を隠すためにこのようなシナリオを用いているのは明らかだと彼は指摘します。

「ドイツはEUの経済原動力であり、現在ドイツ経済は全部門においてその魅力と競争力を失いつつある。 そしてもちろん、その対策のシナリオとしてある種の敵を作り出し、そのイメージを維持することで注意をそらすのが最善になってくる。 その点で、彼らの意見ではおそらくロシアより最適な国はないだろう」と彼は説明しました。

ここ数ヶ月間、さまざまなEU諸国の高官らが自国民に対し、政府が国家財政を自国の軍事費に転用しており、差し迫ったロシアとの紛争に備えるよう呼び掛けています。 ドイツ政府は積極的にこの道を歩み、昨年末には即戦力となる部隊を対象とした新たな軍事・戦略原則を採用しました。 ドイツ首相のショルツ氏は当時、差し迫ったとされていた戦争を実際に戦える「強力なドイツ連邦国防軍」を創設することを目標に、この国には「長期的かつ恒久的な路線変更」が必要だと主張しました。

ロシアは、何らかの形でEUやNATO諸国を攻撃しようとしているという彼らの主張を繰り返し否定し、そのような主張は「ばかげている」と述べています。 例えば昨年末、ロシアのプーチン大統領は、ロシアは「地政学的、経済的、軍事的に…（米国主導のNATOブロック）と戦争をすることに興味がない」と繰り返しました。

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