出ました!
すっかり忘れられていたかぼちゃ4人衆。
ハロウィンはとっくに終わってしまった。
我ら、鬼ヶ島に鬼退治に行くぞ~!!
そこに一人の若者が現れました。
あのう、私も参加させてもらっていいでしょうか?
いいですよ。
あなたは見るからに素直そうだ。
一緒に行きましょう。
そこに、今度は一組の親子が現れてこう言いました
我々も一緒に連れて行ってもらえませぬか?
ああ、もちろん。
お二人には何か特別な事情があるように見受けられますが、ここではあえて聞くのはやめましょう。
われわれと一緒に行きましょう。
、、、、、、ありがとうございます。
そこにまた新しい若者が現れました。
彼は裏から見ると星のような形をしていました。
面白いでしょう!
これにはみんなもたいへん驚き、是非是非と仲間に入れました。
そこに今度は普通の若者が来ました。
私なんて、何の特技もありませんが、仲間に入れてもらうことは可能でしょうか?
かまわないよ、ここにいるのはみんな変だから、君は逆にめずらしい存在だよ。
ある意味、貴重だよ、と。
さあみんなそろいましたね、行きましょう、行きましょう
しばらく歩いていると、突然大きな黒いものが目の前に現れました。
出たな! 鬼めっ!
いやいや、ちがいますよ。
私は鬼なんかではございません
私はかぼちゃでございます。
おおーこれはこれは、たいへん失礼いたしました。
あまりにもぺっちゃんこなお体なもので、つい、、、。
はっはっは、よく言われます。
それで、、、わたくし、仲間には入れてもらえるんでしょうか?
ええ、もちろんですよ。
人数も人数ですし、、、、、鬼退治はやめてパーティーにしませんか。
いいですねえ。
やっちゃいますか!