※主は法律家ではない素人なので調べた資料に基づき纏めています。
間違いについては随時訂正していきますのでご了承ください。


最初に皇室典範特例法の内容を貼っておきます
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話は敗戦によって変わった事に戻りますが、

日本は憲法改正をしていないので、残念ながら敗戦したことにより改正された皇室典範を今でも使用しておりますよね
現行の皇室典範と、
旧皇室典範とは何が変わったのか
見てみましょうねニコ




戦後制定された
現在使用している皇室典範と
旧皇室典範との
違い
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●【旧皇室典範】帝国議会の旧皇室典範への不干渉と、皇室による帝国憲法への不干渉が定められていた事に基づき、帝国憲法と対等な法という扱いであり、両者を合わせて『典憲』と称していた

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【現行の皇室典範】
現行の皇室典範の位置付けは、日本国憲法に基づく法律という形式に変えられた。
したがって一般の法律と同じように
国会の議決によって改正する事が出来るものに変わった。


●旧皇室典範が12章62ヶ条であるのに対し、現行皇室典範は全5章37ヶ条となり、かなり簡略化された。


●皇位継承資格、皇族の範囲が
嫡男系嫡出(正室が産んだ子)のみとなった。


●親王、内親王とする皇族の範囲を4世から2世に狭め、3世以下を王及び女王とした


●皇室令が廃止され、皇室祭祀令・皇室儀制令・皇室喪儀令などの
宮中の祭祀・儀礼に関する詳細な法令が無くなった。
(しかし、現在でも基本的には旧皇室令に準じて実施されている)


●皇室の財政・財務に関する事項について皇室経済法に移った


●太溥や、皇族に対する訴訟・懲戒規定・元号・神器渡御に関する法令が無くなった

※元号は昭和54年に復活 元号法が制定された
(一個前のブログ参照)

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色々変わってしまっているようですねガーン



国事行為については
●天皇の国事に関するすべての行為には、内閣の助言と承認を必要とし、内閣がその責任を負う(憲法第3条)
とあります。




良し悪しは別として、感情も抜きにして
現在はこんな感じなんだなぁぐすんえーん


という事が解っていただけたでしょうか。

なんだか現状を知るととても悲しいけどね。
( ´ ; ω ; ` )


今回の御譲位や改元で、皇室の法的な現状を知らずに
誰かを悪者にして怒ったり嘆いたり、人を傷つけたり、攻撃的になっている人達を見掛けて悲しい気持ちになりましたし、そういう事をするのは人として良くない事ですし、  まとめてみました。


現状はこのような感じですので
今後どうやって守っていくかは
国民次第なのかもしれませんね

私たちは皇室が
国歌君が代のように
千代に八千代に 
続いていって欲しいと
願っていますお願いドキドキ