P226E2をメタルフレーム化
俺はP226とP226E2とP229を持っているが、P226E2をメタル仕様にした
いと考えて、ガーダーP226E2メタルフレームSVを16,800円で購入した。
その時は簡単に組めると考えていたのだが・・・・・・・・。
これからP226のメタル化を考えているなら先に忠告しておこう。
メタルが欲しいなら海外製の既製品を買いなさい!
自分で作るもんじゃない・・・・・。
しかしながら、趣味と割り切り、手間暇掛けても良いと言うならば止めない
。実際俺も、このP226E2が可愛くて仕方無い。苦労した分思い入れも
相当である。
では作成にあたり、実際に気を付けなければいけないポイントを説明して
いきたいと思う。
まず、この色・・・・・・・俗に言う「ドブメッキ」状態で、シルバーと言っている
けど・・・・・・・こんなシルバーは無ぇ!
別にピカピカ光るステンレスシルバーは期待していないけど、これはあまり
にもザラザラして汚い色だよ・・・・・・。
そこで登場するのが、この「塗料剥離剤」。
これで表面を丹念に磨くと・・・・・・・・・・
こんな感じになる。
更に磨いていくと・・・・・・・・・・
こんな感じになりました。
ちょっと写真だと見にくいかも知れないけど、渋いシルバーになった。
しかし、表面塗装はこれで良いとして、このガーダー製のフレームは、スラ
イドがフレームと噛み合わせが悪く、はめるとガッチガチで動かないのだ
・・・・・・・・。
少しずつ耐水ペーパーで削りながら噛み合わせを見ていく。
削り過ぎたらカタカタ言い出すので、そうなったら16,800円が飛ぶ事にな
ってしまう。慎重に削らなければいけない。
スライドのすり合わせがかなりの時間を掛けて終わったら、グリップを実銃
のグリップにしたいので、スクリューを受ける部分を圧入する。
哀れ、機関部を全て取られたプラフレーム。
なんかの時に役に立つかも知れないので、大切に保管をしておく。
さて、ここからが本番。
下がノーマル、上がメタル。
下には溝があるけど、上には無い・・・・・・・と言う事は?
ここの出っ張りの両側を削る。グラインダーで一気にいく。
そして・・・・・・・
ここも削り・・・・・・・・・・
ここも邪魔でパーツが入らないので削り・・・・・・・・・
スライドのここも段差があってアウターが引っかかるので段差が無くなる
まで削る。
ここもハンマーがぶつかりスライドが動かなくなるので、半分以上高さを削
る事とする。
この下部もアウターバレルが当たるので、少々削る。
そうすると、こんな感じで機関部がすっぽり入る事になる。
これにグリップを付けて、ヤフオクで落としたトリガーやハンマーやスライド
ストップを装着する。この3点セット、実はヤフオクで格安で落札させて頂
いた物。
撮影のために組み上げてみた。通常は分解保管が基本だからね!
写真だとくすんで見えるかな?
・・・・・・・・おっと!大事な物を忘れてた。
ストライクヘッド・・・・・。
残念な事にこのストライクヘッド、マルイにはポン付け出来たのに、ガー
ダー製には全然入らなかった・・・・・。
そこで、全塗装をしてから切削作業に入る。
さて、これで世界で一丁しかない、俺専用P226E2が完成!
これほどまでに手間を掛けたP226なぞ、誰も持っていないだろう。
これだけで1週間は遊べたかな?
今海外からマガジンを取り寄せているので、それが来たら完全体になる
ね・・・・・楽しみ!
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