水戸駅には、いろいろと美味しい駅弁が販売されています。
水戸から出ている水郡線をいくと奥久慈に行くことが出来ます。
奥久慈の名物が「しゃも」です。
しゃもは、
江戸時代にシャム(現在のタイ)から輸入されたニワトリの品種で、
原産地名が名前の由来です。
「軍鶏」と書くように、もともとは闘鶏用ニワトリであるため、気性が荒く、
群れで買うのは難しい種ですが、肉、卵ともに味がよいため、
闘争心を抑え、繁殖力があるよう茨城県養鶏試験場で改良を加えてできたのが
「奥久慈しゃも」です。
肉は身が締まり、脂肪分が少なく、歯ごたえがあり、ヘルシーで滋味に富んでいます。
この奥久慈しゃもを使用した駅弁が「奥久慈しゃもべん」です。
掛け紙はゴールドの地色で、上の部分に山が描かれています。
右側には、しゃもの絵が描かれています。
山の部分に「奥久慈」と書かれていて、
中央に大きく黒の筆文字で「しゃもべん」と書かれています。
しゃもの絵の近くには、「GI産品 奥久慈しゃも使用」と書かれています。
掛け紙を取りフタを開けると、
炊き込みご飯の上に、
しゃも肉そぼろと玉子そぼろがのっています。
しゃも肉そぼろの上には、しゃも焼きがのっていて、
玉子そぼろの上には、きんぴらと桜漬けがのっています。
付け合わせには、
山菜醤油漬けと長ネギ焼きが入っています。
食べてみると、
しゃも焼きは弾力があり、
噛んでいると素材の味がして美味しいです。
ネギ焼きは、ジューシーでとても美味しいです。
きんぴら味は濃い目ですが、
シャキシャキとしていて美味しいです。
玉子そぼろは、甘めで美味しいです。
しゃも肉そぼろは、味が薄くてインパクトがあまりありません。
山菜醬油漬けは、普通な味です。
この駅弁の格付けは、
★★★
です。