赤坂有職 「ちまき寿司」 | mou-sanのブログ

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海と鉄道と美味しい物の徒然日記

いろいろな御礼として、

赤坂有職で「ちまき寿司」を買って、お昼に食べました。

 

古来の朝廷の儀礼や行事の方式やそれに精通した人の事を、

有職故実(ゆうそくこじつ)といいますが、

「有職」創業者小原義太郎が昭和8年に独立して自分の店を持つ事になった時、

それ迄奉職していた宮内庁大膳職に関連した名前ということで有職と名づけました。
溜池にて最初の店舗を開きましたが、

戦後に赤坂見附へ移転し『赤坂有職』として永らく皆様のご愛顧を頂戴いたしました。

創業以来、皇室の園遊会や各界の著名人に長くご愛顧頂いているお店です。

 

赤坂有職は、

茶巾寿司の発祥のお店と言われていますが、

ちまき寿司も代表的な料理です。

最も優れたお鮨創りを念願として、生まれ出ましたのがちまき寿司です。

姿は茶道裏流玄々斎好みの、錦粽と同じで、

笹の葉で巻き包み、その上を藺を以ってかがり結んである、

美しい茶味のあるお寿司です。

味は魚の自然発酵をまって供する「なれ鮨」を取入れました現代風の早ずしです。

箸を使わずお気軽に食べることが出来るちまき寿司は、

歌舞伎や演劇の役者さんからも、

忙しい幕間に最適のお寿司とされています。

 

今回はかご入の50本のものを購入しました。

事前に予約して当日に取りに行くと、かごが風呂敷で包んでありました。

 

 

風呂敷を開けると、

有職の文字が書かれている奉書がありました。

 

 

奉書を取ると、

かごの中にびっしりとちまき寿司が入っていました。

ちまき寿司は、

えびとさわら、鯵、鯛、鱒、玉子の6酒類入っていました。

 

 

食べてみると、

とても美味しく満足な味です。