新富士駅 「弁当 竹取物語」 | mou-sanのブログ

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海と鉄道と美味しい物の徒然日記

新富士駅には、いろいろと美味しい駅弁が販売されています。

 

富士市は、竹取物語の発祥の地として観光に力を入れています。

竹から生まれたかぐや姫が、

みかどや5人の男から求婚されながらも天にの上っていくという「竹取物語」は、

日本最古の物語で、

子供のころだれもが聞いたことのある夢物語です。
富士市内比奈の竹林には、

竹取物語発祥の地と伝えられる竹採塚があり、

周辺には物語に由来する地名や伝承も数多く残されています。

竹林の中はうす緑色の光に包まれ、

サラサラと葉音を聞きながら小道を進むと、

縦・横40センチメートルぐらいの卵形の石が、

6、7個の溶岩を台座にして見られます。

これが竹採塚で、石には「竹採姫」という文字が刻まれています。

この塚が竹採物語の発祥と伝えられています。

 

このことにちなんで、

新富士駅で「駅弁 竹取物語」が販売されています。

この駅弁は、

JR東海社長賞受賞をしました。

 

掛け紙は、

赤の地色に竹から生まれたかぐや姫の絵が描かれています。

かぐや姫の頭に光が輝いているように描かれています。

竹の笹の葉のイラストも描かれていて、

かぐや姫の絵の下側に、

「弁当 竹取物語」と書かれています。

 

 

掛け紙を取ると、

銀色の台紙の上に、

地球を見守るかぐや姫の絵が描かれています。

裏側には、

「千年余の昔、竹取の翁(おきな)と媼(おうな)に別れを告げて、

月の世界に旅立ったかぐや姫。

時を経て、再びこの地に舞い戻った姫は、

お土産に山海の幸をいっぱい詰め込んだ

小籠を抱えておりました・・・・

などと思いをめぐらし、弁当竹取物語を作りました。

かぐや姫のふるさとここ富士市に伝わる

ゆで落花生のごはんに、

海の幸、山の幸をちりばめた

風味豊かなお弁当です。

旅のひととき楽しくご賞味いただければ幸いです。」

と書かれています。

 

 

シルバーの台紙を取ると、

竹籠風の容器に落花生入り国産米のごはんが入っており、

その上に、

錦糸玉子がのっていて、

さらにその上に、

桜海老や金目鯛の塩焼き、帆立の照り焼き、人参煮、

筍煮、椎茸煮、栗の甘露煮、まり麩、菜の花漬けがのっています。

 

 

食べてみると、

もちもちしたご飯に落花生が混ぜてありとても美味しいです。

桜海老も香ばしくて、

少し濃いめの味つけながら、ご飯との相性は抜群です。

金目鯛の塩焼きは、

しっかりとした歯ごたえで、

鯛の味が口の中に広がり美味しいです。

帆立の照り焼きも、味付けが濃いのですが、

やはりご飯との相性が抜群です。

人参煮と筍煮、椎茸煮はジューシーでとても美味しいです。

まり麩は歯ごたえがあり、不思議な感じです。

栗の甘露煮は、甘くて美味しいです。

菜の花漬けが、

濃くなった口の中をスッキリとさせてくれます。

とても美味しい駅弁です。

 

特にお勧めの駅弁です。

この駅弁の格付けは、

★★★★★

です。