カイロプラクティックを科学的に分析する第13回日本カイロプラクティック科学学会学術大会
日本で唯一カイロプラクティックを専門的に扱う学会、日本カイロプラクティック科学学会の13回目の学術大会が6月19日と20日にオンラインで開催されます。
今回のテーマは「健康寿命の延伸に向けた筋骨格系ヘルスケア」という少々堅いテーマです。世界一高齢化の国となった日本で、いかに人々が病気にかからずに健康で長生きするためにはどうしたらよいかということを考えます。日本では国民皆保険制度により医療費が安い反面、いつでも医療機関にかかって治してもらえばよいという安心感からか、予防的な観点から健康のケアについて日常的に考える人はまだまだ多くはありません。平均寿命が延びても健康寿命が延びなければ、年齢を重ねるごとに日常生活に支障が出てきます。そのため健康寿命を延ばすカギとなるのは、筋骨格系、つまり運動などのアクティビティにより、筋肉や関節の動きを健康のため日頃から維持することだと考えています。これは最近の色々な科学的研究でも明らかになっています。
日本ではいつまでも公共の場でマスクを外すタイミングが分からなかったり、何回ワクチンを打つことを勧めるのかといったコロナ対策もグタグタになっています。もう少し、海外の様に医療に関して言えば、感情を排除して、科学的な見解を取り入れる必要があるのかもしれません。
医療は病気治療だけでなく、病気予防(未病改善)や日頃の健康指導などの身体機能の改善も含みますが、日本ではどうしても病気治療にしか焦点が当たりません。健康で長生きするためには、野菜や果物を豊富に取り入れて、喫煙せず飲酒は適量に、それから運動や過労を生じない適切な仕事量などが重要になってきます。今年は京都大学整形外科、東京都健康長寿医療センター研究所、WHO(世界保健機関)、厚生労働省などから著名な講演者が発表します。
健康は自分自身で作り出すものと考えれば、日々の生活の質もより豊かなものになると思います。健康長寿とはそうした日々の健康に対する努力の積み重ねかもしれません。
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