リーグ戦への想い しょう | 東京大学運動会ラクロス部女子Celesteのブログ

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Celesteとはスペイン語で「空の、天の、空色の」という意味を持ちます。東大のカラーである淡青をユニフォームに背負い、どこまでも天高く上る無限の可能性をもったチームになりたい、頂点を目指せるチームでありたい、そんな思いが込められています。

みなさんこんにちは!
新歓ブログを担当させていただいている新2年のハヤテです!
新歓ブログもだいぶ進んできましたね。
個性豊かな部員たちが様々なテーマに沿ってCelesteのことを紹介してきてくれました!
みなさんが少しでもCelesteのことを知り、興味を持ってくださったら、この上なく幸せです。

さあ、今日はちょっとテイストを変えて。
新2年のしょうがCelesteにかける熱い思いを語ってくれました。
Celesteのことを知って欲しい。部員一人一人のことを知って欲しい。
私たちの想いが、みなさんの心に届きますように。



こんにちは!新2年のしょうです⚾️
わたしからは大学ラクロスでのとてもとても大きな大会、リーグ戦について話して行こうと思います!

私たちの所属する関東リーグでは4部までに各大学のチームが分けられていて、その中で勝ち上がると昇格戦にいくことができます。さらにそれも勝ち上がると、一つ上の部に昇格することができます。リーグ戦は毎年一回、全ての大学のラクロス部が全力をかけて挑むものです。

といってもわたしはまだベンチにも入ったことがなく、昨シーズンは応援団として観客席から声援を送る立場でした。例年であれば、同じクラスの友達や保護者の方々などたくさんのお客さんを迎えて、応援部の方々も応援に来てくださります!
昨シーズンは新型コロナウイルスの影響により、保護者の方々と応援部の方々にスタンドから応援していただきました。

応援団はセレステ内から募集し、応援の先導を応援部の方々と連携を取りつつ行います。わたしは誰かを応援することが大好きだったので、応援団副団長に立候補しました。

わたしがその中で感じたのは、全員で勝利を掴むということの大切さです。今年の22シーズン同様、21シーズンも一部昇格を目標に掲げて日々練習を行なっていました。一球一球を無駄にせず、戦略を考えて試合に本気で臨む。自主練で自分の弱点と向き合い、克服していく。一年生のわたしは、先輩たちの熱くストイックな姿を目の当たりにしました。

昨シーズンのリーグ戦初戦は10月3日、駒澤大学との試合でした。その直前に台風による風雨の影響でグラウンド状況は決して良いとは言えませんでした。直前まで他校の方々や部員全員で水をスポンジで取ったり、土を足したりして必死に状況改善を心がけました。ドローが延期したものの、残暑の日差しの中、試合が行われました。試合中OF・DF共に良い場面はありましたが、結果は3-6で敗戦。この瞬間に21シーズンの一部昇格の道は断たれてしまいました。

わたしは負けて先輩たちの涙を見て初めて、自分が今まで一部昇格という目標を他人事のように考えながら日々の練習をこなしていたことに気づきました。応援団という試合中のメンバーの近くにいる存在として、自分たちが先輩たちの練習相手になっていたことを思い出し、自分がもっと自主練して上手かったら、相手の特徴をよく理解していたら、そんな無責任な後悔だけが湧いてきました。真剣にラクロスに向き合う姿勢を得るには、リーグ戦の敗戦はあまりにも大きい代償でした。しかしリーグ戦は一戦で終わるわけではありません。昨シーズンは次の試合に勝てば二部残留、負ければ降格戦という流れになっていました。2戦目は10月31日。1ヶ月を切っていました。悩んでいる時間などない。やるしかない。駒沢戦の敗戦を無駄にしないために、再び勝利に向かって全員で練習を始めました。一年生かどうか、ベンチにいるかどうかは関係ない、全員で勝利に向かって日々の練習を積み重ねていくことが大切だということに気づき、自主練量や練習の映像を見て振り返りを行う時間を増やしました。2戦目当日、わたしは前回よりも自分に自信を持って応援をすることができました。結果は17-3で勝利。わたしにとって、この勝利は全員で掴んだものだと感じました。

東京大学女子ラクロス部は決して大きな団体とは言えません。だからこそ、22シーズンのスローガン、「立役者たれ」にあるように、一人一人の努力が勝利につながります。その中でどれだけ自分のバリューを発揮できるか、それは一人一人の振る舞いにかかっています。全力で勝利に向かうからこそ見える景色がある。出会える仲間がいる。


セレステで本気の4年間、過ごしてみませんか?