2022年度主務挨拶 | 東京大学運動会ラクロス部女子Celesteのブログ

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Celesteとはスペイン語で「空の、天の、空色の」という意味を持ちます。東大のカラーである淡青をユニフォームに背負い、どこまでも天高く上る無限の可能性をもったチームになりたい、頂点を目指せるチームでありたい、そんな思いが込められています。


今年度主務を務めます、新4年ちぐです。

 初めに、この場をお借りして皆様へのご挨拶をさせていただきます。昨年度は多大なるご支援やご声援、ありがとうございました。皆様のサポートがあってこそ私たちの活動が成立していると日々感じ、感謝の気持ちでいっぱいです。

 さて、代替わりから約2か月が経ちましたが、主務という仕事に伴う義務や責任の大きさを感じるのには十分な期間でした。

 主務の仕事は多岐に渡りますが、グラウンドの管理や、スケジュールの確定、書類の提出など、言ってしまえばすべて「雑務」です。しかし、幹部のひとりとして、チーム全体の意思決定を担うという重要な役割もあります。また、ラクロス以外の仕事をできる限り回収し、他の幹部やプレイヤーが最大限ラクロスに集中できるようにサポートする、という意義もあるのだと考えています。特に後者は、スタッフの役割と重なる部分もありますが、私が今年特に意識的に実践しようと思っているところです。

 ラクロス以外の仕事……といっても、抽象的ですし、黙っていたら自然と降ってくるものでもありません。そこで必要なことは、視野を広く持って、足りていない部分や求められている部分に目を向けること、そしてその問題に対して、主体的かつ積極的に行動することだと思っています。実際、スタッフ組織も今年からブランディングに専門的に取り組むなど、既存の枠にとらわれず活動の幅をどんどん広げようという動きがあると感じます。そのように、今までやっていなかったからいいや、ではなく、やっていなかったからこそやろう、と、主体性を持って挑戦する存在でありたいと考えています。

 この「主体性」は、前回のブログでえもが紹介した『組織文化』にも掲げられているテーマです。

 実際、私は「主務」という役職を与えられるまで、主体性を持つということをあまり考えられていませんでした。ただ既存の仕事、与えられた仕事をこなせばよいと、それ以上を自分に求めることができませんでした。与えられた役割を果たすことはそれはそれで重要なことですが、それだけでは勝てません。今のチームは、主将挨拶ブログでれいも話していましたが、4年の人数が少なかったり、試合経験も少なかったりと、「一部昇格」という目標に対し、現時点で圧倒的に実力が不足していると言えます。

 そうした中で勝っていくには、与えられるのを待つのではなく、ひとりひとりが行動する意志を持つこと、そうして実行を積み重ね、「強い個」になることが大事なのだと考えます。そのような理由から、今年のスピリット・「立役者たれ」を選びました。

 そのために、運営面で変えられることはすべて変える、主務として・スタッフとしてのサポートも拡大させる、というのが、私自身が「立役者」となるために必要なことだと受け止めています。

以上をもちまして幹部挨拶とさせていただきます。お読みくださりありがとうございました。

今年度も、応援よろしくお願いします!

32代 ちぐ