相関について

相関という 用語があります。
ところで、この相関とは、何を指す ことば なのでしょうか。

統計の中で語ろうとして、相関という言葉、やたらと使い だします。
相関のあるなしが、一つの解として、通用させようと、する。

それでは、相関は、「関係がある」と、同じ意味でしょうか。

統計の中で、相関 を使う場合は、一般的に使う「関係がある」という言葉と、
何かしらの違いがある ことを期待していると、思う。

はっきりわかるのが、相関係数という 用語。
相関係数には、ピアソンの相関係数、スピアマンの相関係数が あります。
2つの事象の間にある 直線性の関係の程度 を測ります。
0 から 1 の範囲の数値です。


つまり、広い相関の中で、直線性な関係の場合にだけを 相関係数 で測ることができる。
それ以外の相関もある。

このように、理解します。


また、「因果関係」 という言葉もあります。

これは因果応報 の 因果。

相関関係と因果関係の違い

相関関係があるだけでは因果関係があるとは断定できず、相関は因果関係の前提に過ぎない。

「相関関係は因果関係を含意しない (Correlation does not imply causation)」

これがテーマの回答です。(以下は参考のURL)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E9%96%A2%E9%96%A2%E4%BF%82%E3%81%A8%E5%9B%A0%E6%9E%9C%E9%96%A2%E4%BF%82

回帰分析は、因果関係の程度を数値化します。
因果関係の強さを、測れるとう、解釈はできないのです。
たまたまのあるデータにおける因果の程度を見ているに、過ぎないのです。

相関の場合の矢印の向きは、双方向、
因果の場合は、要因 から 結果に 矢印は向かいます。


以上です。

Numata