その死者は、将来、といってもすぐ近くの

2050年には、糖尿病やガンを超える勢いで増える。

そう、サイレント・パンデミックと言われている

AMR:Antimicrobial Resistance

簡単に言うと

ばい菌さんたちが薬剤耐性を獲得し

抗菌薬が効かなくなること!

米・CDCがサイレント・パンデミックについて

「人類の脅威」と警告を発したのは2013年。

2050年には1000万人を超える人が

AMRによって命を落とすとも推定されている。

全世界では、2019年には

127万人がAMRが直接の原因で死亡し、

495万人がAMRに関連して死亡した。

治療のしようがなくなるってことで、

特に免疫力の低下している原疾患のある方は

致命傷となる。

終局的にはsepsisで命を落とす・・・。

先週金曜日の日本内科学会で

東邦大学教授の舘田一博先生が御講演されていた。

 

ん・・・

もはやこれは医療界だけでは

如何ともしがたい局面である。

物価高とは言え、農薬を使わない野菜

抗生物質を使わないお魚やお肉

そういう物を選ぶようにするだけでも、

生産者への小さな応援に繋がる。

物価高は困るが、

対価を支払うのは、当然だと思う。

 

そして、医療界ももっとSDGsについて

真剣に取り組まないと

カーボンニュートラルは

全産業に課せられてるんですけどね~

現場が大変で忙しくてそれどころじゃないっと

言い訳をする管理職がいますが、

それでも、この瞬間も

地球全体の環境が狂い続けている。。。

 

そろそろ医療界は特別、という認識を

捨てる頃ではないかな~

っと思うこの頃。

 

みっちゃん