ある調査の結果・・・・


めっちゃ、笑いました・・・でも笑えません・・・・(;^_^A






医師・薬剤師・看護師、「これだけは言いたい」

定時前にPHSを切っている◆Vol.6-1

医師への不満エピソード「患者、コメディカルへの態度編」

2013年4月25日 池田宏之(m3.com編集部)

「各職種に対する知識、技術的不満やそれ以外の不満」について、不満を感じた具体的なエピソードを寄せてもらった。医師に対する、医師、薬剤師、看護師の主な意見のうち、臨床知識や勤務姿勢に関する意見を紹介する。


【医師に不満を感じたエピソード(回答者:医師)】
臨床知識

エビデンスのない抗菌薬投与、古い治療法から脱していない。
・専門が偏り、糖尿病科は糖尿病しか見ずに、進行癌を見落としたりしている。
・循環器の専門の医師の場合、抗生剤の使用についてなど、専門以外の分野の知識が不足している。
・自分が管理職になり、消化器手術を部下に任せるようになって、術後合併症が激増した。
・抜釘時に、ボルトのワッシャーを、抜き忘れている。骨折の手術適応がいい加減で、術式も古い。
・限られた医師以外は、問題に気付かず同じ処方を単純作業のように繰り返す。カルテにはデータの数字は書くが、自分の方針を書かず、アセスメントがわからない。

勤務姿勢等
・遅れて来て早く帰る。昼寝はきっちり1時間。それも枕や毛布は持参。まともな治療もできない。・子どもの迎えのために、無理な抜管をした。間もなく再挿管したが、その時は、既に帰宅済みで、連絡すらつかないことがあった。
定時になる前にピッチ(PHS)を切ってしまう。
こっそり病院に来てない時がある。
半ズボン、ビーチサンダルで通勤。院内では手術衣で過ごす。
・服装の乱れがひどい。術衣とおぼしき服装で院内を闊歩する。
・開業医は良く勉強している先生と 全く勉強していない医者に分かれる。
・研修医など若い医師が、「自分はできる」と、自信を持ちすぎて、怖いことが多い。
・地方病院なので新しい治療法などあまり必要なく、なかなか新しい知識を取り入れて、治療に生かそうとしない。
・少し分からないことがあると、すぐ他院へ紹介する。
・勤務中にやたら「気分が悪い」と言って、点滴を受け仕事をしない。その後、すぐに調子が良くなり、女性と遊びに行く。職員が呆れている。
・当直が嫌いな医師が多い。
・研修医の出勤が遅く、帰宅時間が早いことが目立つようになった。
・自己主張が強い。
患者を紹介してくれる開業医などとの交流に無関心で、患者獲得ゼロ。病院経営に寄与しようとしない。
・看護婦に言う指導内容と自分がやっていることが違いすぎる。


【医師に不満を感じたエピソード(回答者:薬剤師)】
臨床知識

・専門領域以外の知識はほとんどなく、薬剤にいたっては、「知らないし、知らなくても良い」と考える医師が意外と多い。
・持参薬鑑別報告書で、同成分の薬剤が院内採用されていない時、医師は他科の薬の知識がないため、薬剤師が記入した同効薬を鵜呑みにする。同効薬を記入しないと怒る。
・ジェネリック医薬品、特に一般名称が医師には難しいように感じる。
・全般的に注射の指示がおかしく、なんでも混注したがり、指摘しても逆に怒鳴られる。
・メーカー主導の情報に頼り過ぎる傾向あり。
・ビオフェルミンRの「R」の意味くらい知っていてほしい。
・輸液中の糖分量とインシュリンのさじ加減が出来ない。カロリー計算ができない。

勤務姿勢等
・明らかに見た目が不潔な医師がいる。また、患者に対して、思いやりのない態度をとる医師がいる。
・電子カルテの操作が不得意で、同じミスを繰り返す。
・自分の過去の経験や同世代の仲間のやり方しか、聞かないことが多い。
・医局会で、通達事項をイントラネットで回覧するように決定めたが、閲覧しない。
・処方せんの不備が多い。用法用量を正確に書いてくれない。
・薬剤科の現状を踏まえずして業務展開を促すことは、やめてほしい。
・人格形成が、十分でない人を見る。


【医師に不満を感じたエピソード(回答者:看護師)】
臨床知識

・終末期患者の輸液量が多いため、減量可能か聞いたところ、「いつもこれでしてるから」という答えがかえってくることがあった。
・専門的になりすぎて基礎的な知識に偏りがある。
・下顎呼吸について言えば、療養病棟の看護師に「亡くなる1時間ぐらい前の呼吸だよ・・・」と患者を診ずに平気で云う。その後、しばらくして、病棟に来て「下顎呼吸だ!なぜ知らせない」と文句を言われる。完全に矛盾している。
・術後血糖管理に問題があると思う。圧倒的に術後創感染、縫合不全の発生率が高いと思うし、内科へのコンタクトも希薄。
・がん終末期の患者の疼痛コントロールにオピオイドを使用したがらない。使用後すぐに呼吸停止をし、家族からのクレームを受けた経験があるから。
・抗がん剤などの重要な薬剤であっても、知識がないまま、指示を出しており、間違っていることが多い。
・手袋を着用していると血管確保ができないと怒鳴り、素手で行い、針刺しをした。
勤務姿勢等
・入局に際し、比較的生活にゆとりのある科を選択している感じがある。
医療安全に関して無関心。研修にも消極的。自分が起こした事故に対して他者に責任転嫁する。
外来がない日は、朝からパソコンゲームをしている。
学会の準備等まで、診療補助のドクターズアシスタントにやらせている。
・オーダリングを導入しているにも関わらず、全て手書き指示。入力は看護師の仕事。また、入力後、指示シールをカルテに貼ってあるのに、さらに温度板への検査項目の記載をするように指示する。看護記録フォーカスチャーティングへの導入等、看護業務変更にも反対し圧力をかける。
・最近、入った一番若い医師は会議があっても参加せず、17時にさっさと帰る。
・プライベートを優先し、病院の行事に出席しない。医師以外のコメディカルは強制的に出席させられる。
・後先考えず。自己の能力を正しいと思う医師がいる。結果、まわりは振り回される。
・電子カルテなのに、薬切れ等に気付かず、いちいち報告しないといけない。
・医師同士の意思の疎通が不十分なため、看護師が伝言ゲームをする状況、ミスにつながる。