看護師って10Kだと思ってるあなた・・・・


たぶん、それもワークライフバランスを誤解してしまう引き金なのかもしれません・・・・。


10K・・・・


①危険

②汚い

③きつい

④帰れない

⑤休暇が取れない

⑥規則が厳しい

⑦化粧がのらない

⑧恋もできない

⑨結婚もできない

⑩家族に申し訳ないと思いながら・・・・


①危険・・・・


国家資格を持っているプロである。


危険なことを承知でこの仕事を選んでいる。


危険な環境にさらされる


危険な薬品を扱う


危険な判断を迫られる


危険なことを行う


危険な・・・・


でも、だから、国として特別なことをしてもよいというライセンスを認めている。


私たちは、プロである。


②汚い・・・・


汚い仕事って、何?


看護は美しい職業であり、汚い仕事なんかじゃない・・・・


汚い仕事は、もっと別にある・・・・


③きつい・・・・


人の命を、人生を、幸せを、さまざまな大切なものを左右する職業である。


らくな仕事を望み、看護職を選ぶことはむしろ、その選択自身が誤っている。


らくではない。


でも、そこには、やりがいがある。


やりがいは 誰かに与えられるものではない。


自分で感じとるものである。



④帰れない・・・・

⑤休暇が取れない・・・・


まさに、安倍総理の発言のとおり、これから、もっと整備されていくだろう。


別にこれは、怠ける、ということではなく、プロの認識のもと、ちゃんと仕事をしているのであれば当然の対価である。
ただし、プロとして手抜きせず、真摯に粛々と仕事をしていることが前提条件であるが……(^-^;

具体的には、ドラスティックな業務改善に躊躇しない頭のやわらかい管理職者への認識のパラダイムシフトが大切。


帰る ことを当たり前にし、


休暇を取る ことを当たり前ににすること。


そのためには、「過去の当たり前」にとらわれず


過去にないことだからこそ、未来に向けて組織を変えていく「勇気」も必要。


帰れない雰囲気であれば、無理・・・と現状に流されるのではなく


どうやったら、10分でも、30分でも、1時間でも早く帰ることができるか?


その努力をすることである。


スーチーさんの言っている通り、何かを成し遂げるためには「努力」なくしてはなしえない。


親が、自分がした苦労は子どもにはさせたくないと思うのと同じように、
スタッフには自分がしてきた苦労はさせないような親心が大切。

しかし、悲しいことに、まだまだ現実の医療組織には、その必要性が伝わらず


自分達も苦労したんだから、あなたたちもがんばりなさい、的なトップもいる。
決して甘やかすということではない。

というか、世界のなかで、とてもはずかしい状況であることに気が付いてない人がいる。


我が国の女性の就労状況を表す「M字」
いかに子育て世代が働きにくい環境であるか
世界にむかって恥を曝しているようなものである。

だから、いま、国をあげてワークライフバランスのとれる働きかたを推進しているのだが

せっかく、ワークライフバランス認定企業になったのに、


ワークライフバランスなんて看護師をあまやかせるだけだ・・・と、その看板を下ろしたある病院。


経済成長のためにも女性の働きやすい環境を作っていくという国策に反比例する組織・・・・


時が来れば気が付き、発展するだろうか・・・・


時、すでに遅しとならないことを祈る・・・・



長くなりそうである(^-^;

まだまだ伝えたいことはあるが、ひとまず、軽く①~⑤(^o^)

残りは、また次回に!



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