12月22日 水曜日 冬至 のち
今日は福島に行っていました
東北地方は風が強く、パソコンが入っている重たいバッグが風で吹き飛ばされそうでした
決して華奢なふりとかしているわけでもないのに 突風では立っていられないくらいでした
強風で少し遅れ気味ではありましたが、いつもの新幹線の旅でした・・・
福島県に行く時
最初は乗ったこともない東北新幹線で、すご~~~~~~~~~く
遠くまで来ているような気がしていましたが、
何回も行っているうちに、
案外、遠くないな~ と感じるようになりました
むしろもう少し、遠い方が仕事できるのにな~ とさえ思うこのごろ
いつも出張の時には、関西地方までは新幹線です
飛行機と新幹線とでは30分しか違いません。
たった30分なら、新幹線だと仕事ができます
或いは本もじっくりと読めます
っといっても、揺れものに乗るとついついうつらうつらと眠たくなるみっちゃんですので
本を読む ⇒ そのうち寝る・・・ ってサイクルかな
さすがに仕事してたら寝ませんが・・・・
今日の新幹線は 休日前のせいか、子どもたちが乗っていて、
ず~っと、斜め後ろの席で、お店屋さんごっこをしていること度もがいました
4歳くらいの子どもです
「いらっしゃいませ、おきゃくしゃま、きょうはなにになさいましゅか 」
「あ~これですか、では ぜんぶで さんぜんよんせんえんになりましゅ。
おつりをおもちいたしましゅので、少々、おまちいただけましゅか?」
4歳くらいとは思えない、大人びたマニュアル敬語を上手に使っているその声が
どうしても耳に入ってきて、ついつい、かわいい声を聴いてしまいます・・・
で、今日も 本当は仕事というか原稿書こうと思い、パソコンは持っていったのですが
集中できずに、仕事をあきらめました
子どもって、ホントによく大人の会話を聞いているのですね・・・・・
わが子を思いおこしながら、ほほえましい店員さんに癒された時間と空間でした
それで車窓を眺めながら、ふっと、娘が貸してくれた本を思い出し
ちょうど時間みつけて読もうと思っていたので その本を読むことにしました
娘は家中の本を読んでしまい、何か読む本ないかといっていたら
(ちなみに、学校の図書館の本もすでに読みつくしてしまったらしく・・・・ )
ソフトボールばっかりしていたはずなのに いつの間にそんな読んでいるのか・・・
とにかく、娘の本好きに、学校の先生の一人が貸してくれたという本を
「わりと おもしろいかったよ 」 って貸してくれました、その本です。
爆笑問題の太田光「トリックスターから、空へ」という5年ほど前の作品でした。
書いていることは時事問題に関する筆者の考えでしたが、
ある章を読んだ時、思わず、
これって、・・・・・・看護組織に蔓延っている思想そのものじゃん・・・・
「・・・・・・国家レベルの問題になる前に別の国民がその国民をひねりつぶしてくれる。
・・・・・・・世間がその家族を勝手に黙らせてくれるのだ。・・・・・・・
・・・・・・勝手な主張をする人間は一人もいない・・・・・」
多少、捉える問題の内容が異なりますが、出る杭を打ちまくる、平等という名の不平等。
恥の文化と述べていたベネディクトの「菊と刀」の表現型とでもいいましょうか・・・
そんな文化が蔓延っている看護組織と、ふっと重なりました・・・
ただ、全面的にその通りというわけではありませんけどね
大分、そういう悪しき文化が無くなって、
みんなちがってみんないいって、金子みすずさんの思いが通じる看護組織が増えてきましたよ
それにしても 結構、太田光さんて
今時の人なんだな~と考えさせられるものがありました
もしよろしければ、42ページからの「従順」という章を読んでみてください
解釈は人それぞれですし、その日の感情の置きどころによっても異なります。
つまり、一言添えるとすると、今日のみっちゃんは、 そう感じた・・・ っということかな
明日は、そう感じないかもしれません
とても薄い本、あっという間に、行きだけで読み終えちゃいました・・・・
帰りは、東京病院で勃発した出来事に対して 新幹線で移動しながら携帯電話で遠隔操作しながら・・・・・・
あっという間の東京でした
まっすぐ自宅に帰るつもりが・・・・結局仕事をしています・・・・・・
みっちゃん