12月20日 月曜日
そういえば、朝は曇っていて、でもその後、ずっと仕事してたら、
外の様子がまったくわからないまま夜に突入して・・・・
今日の天気って、 なんだったんだろう・・・
ただ一つ言えることは、 夜、
とてもきれいな お月さまはちゃんと見つけました
満月に近いのかな~と思いながら 空を見上げ歩いていると・・・・
ちょっと 首の後ろが痛くなっちゃいました・・・
さて、今日は嬉しいニュースが出ていましたね
もともと小児科が原点にあるみっちゃんとしては
下記のニュース、とっても感動しました
「大阪市立総合医療センターは18日、
母親の胎内にいた時から心拍数が異常に多い「先天性接合部頻拍」の
生後6カ月の女児について、治療に成功、完治したと発表した。
同センターによると、乳児期のこの病気の治療成功は国内初で、
世界的に見ても少ないという。
女児は長野県駒ケ根市の塩沢茉莉ちゃん。
県内の病院で胎児の頃から薬物治療を受けていたが、
生後も容体は好転せず、今月、同センターに入院した。
同センターは6日と10日、カテーテルの先端温度を50~60℃に熱し、
不整脈の原因だった心臓の筋肉組織に当てて変質させる
「高周波カテーテルアブレーション」という治療を実施。
その後再発や合併症が見られず完治したと判断した。
乳児に対して同治療法が成功したことについて、
同センター小児不整脈科の中村好秀部長は
「うまくいったことで将来的に希望が持てる」と説明。
茉莉ちゃんの母親綾乃さん(39)は
「普通の生活をさせてあげたいという気持ちが強かった。夢のようでうれしい」と笑顔を見せた。」
多分、あまり、アブレーションを知らない人も多くいると思いますが
生後6か月のbabyに 普通の心機能評価の心カテさえ 親は心配
麻酔しますからね・・・
で、今回は、さらに大人でも 大変な、そう、そうです。
多分、アブレーションを経験された方ならわかりますが
とにかく、これは、患者も大変ですが術者も
それからセンシングを担う方も、大変 気を使うのです
ホントに成功してよかったですね
心臓を外科的に開いて手術する開心術と異なり
カテーテルを血管内にいれていくだけなので
傷も数ミリ
こうして、また、笑顔が増えていく そういう医療現場って
ホントに、大変だけど 素晴らしいですよね
ただ、アブカテもまだまだ発展途上。
こうして 嬉しいニュースの裏側で、 多くの不成功例があるのも事実です
世の中の発展の陰には、必ず 光と影が存在することを忘れてはいけません・・・・・
嬉しい~ と喜ぶ半面、
その影の部分に相当する子どもたちを知っているだけに・・・・
医療者はいつまでも真摯な気持ちを持ち続けるのだと思います・・・
みっちゃん