11月24日 水曜日 快晴
いろいろ書きたいことがあり
一気に書いたら長くなるので
ちょっと過去のことにもなりますが・・・
日曜日は、新宿で看護職フェアという
病院のリクルート部隊が一堂に集まって
そこへ就職希望者がくるというものがあるわけですが、
そこでもひとつとっても嬉しいことがありました
よく、世の中の医療者で
他の病院のことを、とくに同じ医療圏だと「ライバル」という人がいます。
そう思っていること自体、すでに自分本位になっていると気がつかないようです
つまり、私たち医療者の仕事は、たとえ直接ケアに従事していなくても
我々の行動すべてが患者様のためなのですから
患者さまにしてみれば、質の高い病院が1つよりも2つ、2つよりも3つと
選択できれば嬉しいですよね。
自分たちの質を向上することではなく、相手をライバル視してしまうというのは
他を蹴落として上位に立とうとするような心をもった人に思えてなりません
そもそもライバルというのは、水のとりあいから来た語源ですので
いかにも患者のとりあい、という感じで、ほんとに節操も何もない人だな~と
そういう人とお話しするたびに、
あ~こういう変な人がいるから、本質的な質の向上が進まないんだよな~
とがっくりきます・・・
ところが、日曜日には、ホントに素敵な方に出会いました
私のその考え方と全く同じで、
東京病院が生まれたての新しい病院すので、いろいろとご指導ご鞭撻を・・・と
御挨拶をしておりましたところ
自分の病院ではこういうことをしているのよ、といろいろと教えて下さったのです
さらに、みっちゃんが、若気の至りと申しましょうか、若輩者故の行動と申しましょうか
それらの素晴らしいことをまとめてあるものを
その病院内で使っているということでしたので
是非、その冊子をお手本にさせていただくので、
教えてください 譲ってください
とお願いしたところ
ホントに快く譲ってくださいました
そして、患者様のためにいい病院なるために
お互いに頑張りましょうねと言ってくださいました
いや~ホントに、感動です
たとえ 同じ副院長といえども 相手は 看護部長を十数年もされてきたベテラン
みっちゃんとは比べ物にならないほどの大先輩です
だからこそ、器も大きいのだろうな~と
その非売品の分厚いお手本を下さったときには、
本当に感動いたしました
こうしてまた、素敵なロールモデルに出会った幸せなみっちゃんでした
知らない、わからない、あって当然ですよね
神様じゃぁないんですから
初心者の神様だって、きっと最初はいろいろ知らないことだらけだったと思います
だから、職位に関係なく、謙虚になって、素直になること
そして、教えていただくことに感謝し、それらを実行することで
また、誰かに幸せがいきわたる・・・・
そんな管理職者ばかりであったら、きっと世の中、うまくいくのにな~
どうして根拠のないプライドや虚栄心を前面に押し出して生きてしまう管理職者がいるのかな~
看護界の管理職者も
日曜日の副院長のような素敵な大先輩になってもらうと
たくさん、幸せになるスタッフが生まれるのにな~
そしたら、育児をしながらでも働き続けたいという人が増えて
ホントの意味で 少子高齢化社会に貢献できるのにな~
と思った日曜日でした
みっちゃん