10月13日の一場面
最近、東京病院 は、医師も揃ってきて
いよいよ本格的に手術も始まりました
まだまだ、万全の体制といえないのが正直なところですが
これから万全に向けていろいろなことが始動しています
すでに人工心肺回しながらの手術も成功し
現場のコメディカル、看護師も少しずつ勘を取り戻しつつありますが
実は、以前の慈生会病院のときにも心外の手術をバンバンしていたそうです
ですから手術室のメンバーは、久しぶり・・・・という感じでした
もちろん、病棟のメンバーは、この4月以降の新しいメンバーが多いので
久しぶりという気持ちは、なく、中には、初めてのope後ということもあり
みんなかなりの学習と練習と演習を積んで
必死で体制をつくり、イメージトレーニングしながら臨みました
学習会終了後も 熱心に質問するスタッフ
(善村先生 時間過ぎてまで、丁寧にご質問にお答えいただきありがとうございます )
その甲斐あって、新しい先生方とも素晴らしいチームワークを発揮し
ひとつひとつの「初めて」を乗り越えながら、みんな成長しています
もちろん、人の命を守る現場で甘えは許されませんので
その時、そのときが勝負ですし、アセスメント能力が要求されますので
そのため、学習を怠ることはできません
毎日、何か、学習会がある東京病院 ですが
これに対して、学習会が多すぎる・・・・という人ももちろんいます
でも、強制ではなく自由参加ですし、同じ講義を2回組んでいますので
おそらく、これは、本当は、参加したいのに、
出席できない現状に対するジレンマの表れだと解釈できます
ホントに、みんなよくがんばってるな~ と感心する一方で・・・・・
実は、13日は、とても貴重な患者さまからの厳しいご意見もいただきました
内容はともかく、我々、看護職は、国家資格を持ったプロでありながら
個人によって、あまりにもアセスメント能力の差や
判断力、行動力の差がありすぎる・・と猛省しております
日々おこなっていることをこれまでと違う方法で実施することに対し
まるでこれまでの方法を否定されるような錯覚に陥るかもしれませんが
そもそも我々の仕事は、すべては患者の幸せのための支援ですから
同じ事を繰り返していては、質は向上しません
行動を変えるというのは、人間、ものすごくプライドも傷つくし
不安だし、面倒だし、自信が無いし、嫌だし、・・・・
でも、すべては患者さまのために、という視点で考えるときに、
変なプライドや、偏見や、思い込みや、余計な不安は、乗り越えなければなりません
行動変容理論って、ホントに、よくわかるな~と
研究者から臨床家になって改めて理論の面白さを感じているみっちゃんでした
国家資格、一度取得したら、何か、法に触れることをして没収されない限り
学習しなくても、学習しても、ひとりの資格保持者。
人の命を、生活を、人生を、左右するそんな大切な仕事についている以上
学習は一生、必要です
患者様からの声は宝物です
今後も、皆様からの貴重なご意見をよろしくお願いいたします
みっちゃん