CONTAX RTS II 復帰とアイピース | へいたんな道でうれしい(誰田無灯火)

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また見ることもない頂上が遠ざかる 漕いでも漕いでも青い山 ……

 仕事をあそぼう!日々是レジャーで活きましょう! モーレツじゃない、忙しいが口癖でないサラリーマンの日誌。

昨日の土曜は、いろいろ用事があって何もできず。

今日は、早めに起きたけどモチベーション上がらず、雨の予感もしたので自転車にも乗らずにインドア派に徹しました。

片付けとフィルムカメラの整理整頓と整備をしました。

 

ついに本丸、COTAX RTS II です。

 

ヤシカ/京セラ/コンタックスのフラッグシップ機で

とくに1990年発売開始のRTS IIIは、大きくてごつくてカッコよくて憧れました。

確か、単三電池6本で動きます。

 

でも、時がたった今、このIIIは、電子系が経年劣化、液晶が漏れていたり表示されないものが多くて信頼性に問題が出ています。

まぁどの電子制御のカメラも同じでしょうけど、こと故障の多いイメージのコンタックスは、ちょっと印象が良くありません。

でも、動けば最高、シャッターを押すことだけで満足感を得られと思います。

 

私は、RTS II を持っています。

たぶん完動品です。

 

 

ただし、少々のミラーズレがあり、短いレンズを付けるとミラーが下りません。

実は、これを直すのが怖くて15年以上防湿庫で寝ていたものです。

ミラー不良でジャンクで購入、たしか3000円くらいでした。電池は、4LR44(または、4SR44)1本、高くなりました。特にSRの方は、倍になっています。

 

いままで、159MM、139Q、137MDと修理してきたのは、このミラーズレを直すための練習だったわけです。

これだけ錆びもなく、カビもなく、革もオリジナルで元気、多少の傷やへこみがありますが、貴重な完動品ですから慎重にやってきました。

 

ただ、RTSの分解修理は私には難しいです。

リペアマニュアル(英文)は見ていますが、外側を外すのが精一杯です。機構は、137,139,155と比較できないくらいに込み入っています。即座には絶対無理だと思っています。

もしも、異常のあるRTS IIを直すのなら、いったん完動品をばらして、動きとかを見ながら、リペアマニュアルと比較して機構を頭に叩き込まないと、

「ただ油を差して、まぐれに期待」

と最悪の修理になりそうです。

もしも、壊れそうなら早めに諏訪か北海道の名人に相談したほうがいいと感じました。

 

ということで、ミラーズレをサクッと直して、シャッターチェック、

LEDの表示をチェック、セルフタイマーとかストロボとの連動表示なんかもチェックして、ミラー接着後3時間くらいたってからレンズをつけて、空シャッターを切ってミラー動作を確認してOK。

 

これで、およそ手に入れて15年、

このRTS II が1982年に誕生して40周年の今年、

はじめて一緒に出かけることが出来ます。

 

 

ところで、中古CONTAXで悩むのが、アイピース(アイカップ)。

裸の四角い窓だけだったり、カチカチに硬くなった皿型のゴムがついている場合が多いのですが、後付けの丸形のアダプターの場合、昔のニコンの丸形アイピースのゴムが偶然合いましたが、型番が分からないので次の機会、判れば掲載します。

 

↑左から、Nikon DK-21、CANON Ef、Nikon DK-16

 

基本、CANONのFfが、問題なく付くようです。付けると、カチッと音がして止まります。

 

 

NIKONのものは、良さもあるのですが、下の方が長くて、137MD/MA、139Q、155MM、RTS II では、裏蓋が開閉できなくなりますし、ちょっと小さいのか、外れやすい印象です。

 

しかし、30年、40年前のカメラでも代替品が結構ある。

何となるものですね。