膝痛その後。発症から7年目 | へいたんな道でうれしい(誰田無灯火)

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私の膝痛が、とうとう7年目を迎えました。

何もしていなければ、痛くはありません。

普通の歩行なら、なんとかなりますが、下り坂や階段は痛くて膝が揺れ、30分以上になれば椅子に座りたくなります。

だいぶん良くなったとはいえ、日常生活で問題がないと言い切れるほどに回復とは、正直言えない厳しさがあるかもしれません。

でも、最初の頃に比べれば、道のまん中でまったく動けなくなったことと比較すれば雲泥の差です。

 

自転車に乗ること以外、大した運動をしていないですし、リハビリもどうやっていいかわからないので、放ったらかしになっていました。

しかし、他人からO脚や歩き方の不自然さを指摘されるようになり、

ショックを受けました。

そもそも発症以来、ジョギングも出来ない。

想像できる人少ないかもしれませんが、走り方を忘れてしまいました。

まぢで、本当に走れません!

足踏みは出来ますが、走るための重心移動、足の運びが出来ません。

確実に転ぶイメージが脳内に浮かびます。

 

そんな7年目を間近に、とてもラッキーなのが最近近所に整体・鍼灸院が出来ました。

お試し期間だったので、姿勢や膝を診てもらったら、骨盤の前傾がひどいこといなっていて、太ももの筋肉が前側と後ろ側しか機能しておらず、内側・側面が全然使えていないとのこと。そりゃぁ当然だ。

 

で、そこを重点にマッサージをしてもらったら、あら不思議!

姿勢、O脚、疲労感、上り坂・階段の昇降がどんどん楽になって回復傾向。驚くべき変化です。

マッサージってリハビリの一環だと思うのですが、ストレッチとか運動でまかなえると思っていましたが、大きな間違いでした。

 

ちなみに、めちゃくちゃ痛いです。

痛みに強い自信がある私が、思わず悲鳴を上げるほど痛いのです。

でも、明らかに効く!

 

自転車に乗っても違ってきました。

太もも全体に乳酸がいい感じで溜まります。

出力も回転数も以前に比べて出しやすくなりましたが、一番違うのが「膝を〆て」ペダリングが出来ること。

以前は、ガニ股になってしまいましたが、しっかりまっすぐ踏めるようになって来ました。

 

このまましばらく整体に通って、回復を観察していきたいと思っています。

 

 

***膝痛の主な経緯、過去情報ダイジェスト***

7年前の12月、

右膝小僧下が痛くて整形外科へ、私は鵞足炎を疑うも、腫れと水が溜まっていることから変形性膝関節症との疑いとのこと。

大量の水を抜き、大量のステロイドをぶち込まれる。

翌年春、

左足も発症。両足水抜きするも落ち着くが痛くて歩行困難、冷や汗をかきながら歩く。ステロイドは、打つと痛くなるので拒否。

その年初夏のころ、

日ごろ飲んでいた薬の副作用を疑って、アトピー性皮膚炎の薬以外を断薬。更年期障害を疑い飲んでいた加味逍遥散(甘草)の副作用を疑う。

その年の秋(11カ月経過)、

遅ればせながらMRIを撮る。膝の大腿骨内側顆が壊死し小さな穴が開いているのを発見。

医者からの治療の提示は、オリジナルのインソール(両足4万円)のみ。

 

※多くの医者は、私が週末平均50kmほどのサイクリングをしているということから、膝軟骨の摩耗、変形性膝関節症を疑って治療していました。(たった50kmで軟骨は減らないと思うが・・・)

うち一人の医者が、レントゲン画像で大腿骨顆部の像が通常より白く写っていることに疑問を呈すのみでした。

レントゲンでは、壊死は分かりません。MRIは、高額ですがすぐに撮りましょう!

 

※穴が開いているとしても膝の場合、特に治療方法があるわけではないようです。個人でできることは骨の修復が進むような食事やサプリメントを飲むくらいなので、ビタミンD、ビタミンB系、総合ビタミン剤、マグネシウム&カルシウム、コンドロイチンなどを飲みました。

 

※骨壊死と私の強いアレルギー体質、加味逍遥散の甘草、ステロイドの関係は分かりませんが、何らかの因果関係を疑ってます。

 

※この時期の一般的な血液検査の結果は、通常範囲でした。

 

※ちなみに自転車は、まっすぐ膝を動かすので、私の場合、膝痛はあまり起きませんが、激坂と引き足ダンシングは、けっこう厳しかったです。