docomo 利用者死亡、解約に苦労する | へいたんな道でうれしい(誰田無灯火)

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長文注意です。

 

もう、参りましたよ~。

身内が亡くなったので、いろいろな名義変更や解約をしているわけですけど、docomoの携帯電話の解約が不親切で面倒でした。

 

いろいろな手続きをしなくちゃいけないので、金曜日に会社を休みdocomoの窓口へ。

ネットで調べたら、契約者死亡の場合は、窓口で手続きしなくちゃいけないとのことで、予約取ろうと思ったら一杯。

当日受付で待つしかないと、半日つぶれる覚悟で窓口へ。

 

順番を待つ番号をプリントアウトしたら、スタッフが近づいて来て、

 

ス)今日は、どういう御用で?

 

俺)利用者が亡くなったので、私は親族ですけど解約に来ました。

 

ス)今日は、予約と当日受付でいっぱいです。今日のお手続きできません!

 

俺)じゃ明日は?

 

ス)明日も予約でいっぱいです。朝並んでいただければ手続きできるかもしれません。

 

俺)いつなら予約できるの?

 

ス)今月はもう一杯です。

 

・・・(略)

・・・(失礼な態度に怒、略)

 

切れましたね。

卒業・入学・フレッシャーの時期で混んでいるのは分かるけど、

こっちも葬式明けでイライラしているけどさ。

 

親族が亡くなって同情してもらおうとか、融通してもらおうというつもりは、一切ないけど、

遺族の手続は、かなり多岐にわたって放っておくわけにはいかないものが多いくらい知ってほしいし、docomoにとっても契約者死亡って拒絶できない情報だと思うのだが、あまりの対応の下手さにもうびっくりです。

対応が悪いというより、下手すぎて話にならなかった。

他の店舗に行けっていうのなら他の店舗を教えろ、と言って初めて店舗リストが出てきたくらいですからね。

でも、そこでも空いているかどうか、受け付けられるかどうか分かりませんって、・・・やれやれもう結構です。

 

10kmほど離れた店舗に、私が自ら電話。

その店舗は予約システム導入前なので、来客順なんだそうだ。

とりあえず手続きは出来そうだけど、何時まで掛かるのか・・・超不安。

 

3時間ほど待って、ようやく順番が回ってきました。

もう、ほどなく閉店の時間です。

 

さて、ここで問題が発覚しました。

契約者は、なんと亡くなった本人ではなく私だった。

で、亡くなった身内は単なる利用者だったわけです。なんでだ?

正直20年近く前の事なんて覚えていない。

携帯の料金は、まとめて私が払っているけど、明細に契約者は誰って書いていないもんね。

 

しかし、これで解約の方法が変わってしまい、この日の手続きが出来きず。

再度書類を持参して来店することが必要になりました・・・

なぜかといえば、解約は、私の一存ですぐに出来るのですが、ここで携帯にありがちな2年縛りの問題が出てきたのでした。

契約途中なので、9500円の違約金がかかるとのこと。

これを回避するためには、利用者が死亡したことを証明する書類の原本が必要とのこと。

原本?

必要書類のリストの中に死亡届ってあったけど、それって原本をいつまでも持っているものではないぞ。

埋葬許可書・・・これは納骨するまであるから大丈夫。でも、わざわざ持ち出すのも気が引けるなぁ・・・

戸籍謄本と抹消された事が合分る住民票は、一応何通か取ってあるから、これで本人と私の関係も証明できるからなんとなる・・・

この手続きは、翌日再来店ということにしたけど、取り急ぎ解約予定の携帯のiモードとかを外して最低料金にしておいた。

帰宅したら、21時だったよ・・・

 

しかし、飛び込んだここのdocomoさんの対応は素晴らしかったです。

あの最初に行ったdocomoの追い返し係とはえらい違いです。

 

 

さて翌日。

もう必要書類の原本確認だけだろうということで、別窓口で対応してくれました。

無事解約出来、違約金も回避できて一安心です。

ところで、かき集めたこの原本。個人情報等の問題があるのでしょうか?

コピーは取らず、スタッフの目視確認のみでした、拍子抜けです。

 

さて終了。

しかし、念のため、私がまとめて払っている利用者全員の契約者を確認したら・・・

あ!亡くなった本人が契約している携帯を1本発見!

その携帯を生存者が今も利用していることが分かりました。

実は、これが分かるまでに1~2ハードルありました。

遺族とはいえ、契約者が誰か、私には直接教えてくれないのです。

 

嗚呼、もう一つ手続きが増えてしまいました。

ということで、契約者死亡による移行の手続きです。

書類は、戸籍謄本、抹消されたことが分かる住民票の原本が役に立ったと思いますが、もうよくわかりません。

 

しかし、契約者を移転するとメールアドレスとdアカウントが無効になるとのこと。

メールアドレスは、@の前が数字の羅列になっている、最初に割り当てられたアドレスの事。

それを自分で変更している場合は無効にならないけど、今度は、そのアドレスをdアカウントのIDにしていると、そのメールアドレスが使えなくなるというトラップがあるとのこと・・・

疲労困憊、もう運を天に任せて作業をお願いしましたが、なんとか回避できた様子。ほっ。。。

 

やっと終了・・・

全部で7~8時間かかった計算になります。

終活といいますが、不動産とか自動車の名義とか証券とか保険とかいろいろありますけど、携帯・スマホの契約は、かなり面倒ですよ。

 

解約手続きの複雑さは、営業上の問題もあるけど、犯罪の結果とか、警察とかの指導があっての結果らしいという話を聞きました。

お役所が絡む手続きは、制度が確立しているのですが、携帯の手続きは、かなり複雑ですし、混雑による手続き拒否があるので、充分注意したほうがいいと思います。