第2週まで計8試合だったのが、第3週、案の定もつれて第3週だけで7試合。
盛り上がってきた中、いやなニュースも飛び込んで来てしまいましたが。
いろいろ思うところはありますが、とりあえず見守って、「東京六大学野球」を応援するしかないです。
第3週は明治と慶應が勝ち点。
明治が2勝1敗で早稲田を下し勝ち点2。
キャッチャーを4年生菅原選手に替えたのも当たって、2、3回戦を取り勝ち点。浅利投手は今後出番が増えるかも、です。
上田希選手が通算88安打、宗山選手が87安打と1安打差!
宗山選手は3年生なので、最多安打更新にも期待がかかります。
上田選手は4年生ですが、コロナ禍で試合数が少なかった中でのこの数字は立派です。今後どこまでヒット数を増やすか楽しみです。(そのためには試合数が多いほうがいいけれど……)
早稲田は第3戦、熊田選手に好守もあったのですが、ミスも出てしまい、結局勝ち点を落とし一歩後退……。2戦目先発の越井選手はまずまずの出来だったので、今後に期待したいですね。
また、慶應が4回戦に及ぶ激闘を制し勝ち点。4回戦は投手層的に不利と見られていましたが、投手陣も踏ん張り、シーソーゲームの末、本間選手の殊勲打で法政を下しました。外丸投手にエースの風格が出てきて、4年生谷村投手も勝ち点に大きく貢献しました。
そして法政はまたしても篠木投手の激投及ばず……。
春の早大戦に続いて10回無失点に抑えたのに援護なし。
4回戦も1点ビハインドの7回から登板しましたが、この連投という「劇薬」にも法大打線は奮起せず、見殺しに。
篠木投手が法政打線を相手にしていたら完全試合を達成していたのでは……?
そして第4週の見どころをさくっと。
明-立戦。
普通に試合が行われれば、実力を考えても状況を考えてもやはり明治が有利。立教がどういうメンバーで臨むかが一番の注目だが、マイナス要因をバネに一つになれば明治に一矢報いることもあるかも。
慶-東戦。
4回戦まで戦い中3日の慶應。投手の疲労なども考えられ、東大としてはチャンスだが、簡単にはいかないだろう。投手がしっかり守り、とにかく点を取れれば可能性はある。特に2戦目がチャンスか。慶應としては取りこぼしのないよう注意したい。
注目くん
大井温登内野手(東大4年)
昨春リーグ戦デビュー、代打として11試合に出場し4安打を放った。夏の松山オールスターにも、梅林の代わりに出場。そして今春、立教1回戦からファーストでスタメン出場をし続ける。今季もファーストでスタメン、5番、3番と打ち、早稲田戦からは4番に入った。現在打率.462で2位。守備も好捕、好反応で処理するなど、頑張っている。とにかくチームで今一番必要なのは得点。この調子で打って点を奪い勝利に貢献したい。