明治大学、優勝おめでとうございます! | YELL Onlineβ

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テスト版です

開幕当初は、どこが優勝してもおかしくない、という感じで、と同時に、どこが優勝しても選手権は勝ち抜けないだろうな、と思っていました。


ですが、リーグ戦が進むにつれ、一番全国で戦えそうなのは明治ではないかと思うようになりました。
蒔田投手・村田投手の二本柱がしっかりしており、髙山投手も出て来た(終盤は今一つでしたが)。
打撃陣は宗山選手、上田選手が好調、山田選手、蓑尾選手も勝負強く、守備も堅い。

本当に徐々に強くなっていったという印象です。

 

そして紫決戦。
初戦引き分け、2回戦1点差3回戦1点差という僅差のゲーム。
一つ上回っていたのは、勝利への執念だったのかもしれません。





明治応援団が優勝決定後、「有難う」のボードを掲げていましたが、これは野球部に対してだけでなく、立教に対しても向けていたのではないでしょうか。

 

そして立教大学。
荘司投手が素晴らしいエースとなり、島田投手、宮投手も4年生、野手陣も1年生から活躍してきた山田選手、宮﨑選手、柴田颯選手が最終学年、チームの雰囲気も明るくて、いけるか? と思ったのですが。

第7週2回戦、AbemaTVの解説だった大引啓次さんの言葉。
立教がバントを失敗したときに

「厳しい言い方をすると、こういうところでバントを決められないような大学が東京六大学のチャンピオンになってはいけない」

と。
うわ、本当に厳しいーと思いましたし、コメント欄でも同様の感想が相次いでいましたが、
結局そういうところだったのでしょうか。
 

個人的には、「優勝には、涙と大東(選手のような存在)が足りない」と思っていました。


試合直後は、沖投手も笑顔を見せていましたが、その後、悔しさが湧いてきたのでしょう、挨拶の後涙があふれてきたようでした。荘司投手も悔しそうでした。
でも二人とも、本当に素晴らしかった!!

 

一番悔しいのは、大事なところで点が取れなかった打者陣だと思います。


前回の優勝だって、その前にたくさんの涙があったのですから、この悔しさが種となって、秋以降結実させてくれるでしょう。






そして第7週決戦に一役買った法政の戦いぶりも讃えたいと思います。明治を強くしたのは間違いなく法政でしょう。法政にもいろいろ課題はありますが、今季は本当に「よくやった」と言いたいです(これで東大に一敗くらいしてくれればなお愛しさが湧いたのですが)。

今の明治なら選手権でも勝ち残れるかも、と思っていますが、組み合わせ的にかなり厳しいゾーンにいます。
初戦はいきなり神奈川大と流通経済大の勝者という難敵。
簡単にはいかないと思いますが、まずは初戦突破を!