今年の神宮大会は中止と発表されました。
あちこちで言われていますが、高校は1、2年生で行うので、まだ来年がありますが、大学生にとっては総決算のシーズン。
「いろいろ検討して来た」というのは、「大学だけ開催」も視野に入れていた、ということだろうと思うのですが、難しかった、ということでしょう。
神宮大会には、数多くの思い出があります。苦い思い出も含め。
私の人生の生初野球観戦も神宮大会でした。
近年も、過去にこのブログでも書いたりしましたが、様々な「感動」や「出会い」があります。
野村(明)悲願の日本一、柳(明)の涙の日本一、そして昨年のボンバー……。
六大学以外では、昨年の「カイザー」、一昨年の「IPUの演奏&団長さん」など。
全国大会でいろいろな大学の応援を見るのも楽しみでした。
今年はどちらにしてもフル応援は出来なかったかとは思いますが。
もちろん野球的にも、です。
現在プロで活躍している投手、六大学を始め、大学出身の投手が非常に多い。
今年のNPB開幕投手のうち社会人経由の人も含めると、9人が大学出でした。
春秋と神宮球場に毎土日通っていると他リーグを観戦することは出来ません。
全国大会で、普段見られない他リーグの選手を観るのも楽しみだったのですが。
これらはもちろんファン目線の意見ですが、何より「神宮」を目指してやってきた地方の大学の選手たちや、「日本一」を目標にしてきた選手たちのためにも、なんとかやって欲しかったです。
神宮大会を予定していた期間、球場は空いているはず。
各大学連盟、秋のリーグ戦や大会を行っているのだし、「神宮大会」がダメなら、代替大会として、「大学王座決定戦」とか、出来ないものでしょうか?
ちなみに前回中止になった昭和63年は法政の三度目の四連覇(私の青春)の三連覇目のシーズンでした。
四連覇したけど一度も日本一になれなかったから、神宮に“居残って”しまいました。
昭和63年、神宮大会が行われていれば、メンバー的にも充実していたし、法政が優勝していた可能性が高い、とずっと思っていました。
そこで日本一が見られていたら、今の私も、もちろんYELLもなかったんだなあ。