明治神宮野球大会 | YELL Onlineβ

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テスト版です

明治日本一!
嬉しいです!
ここ4年、六大学代表は決勝で涙を飲んで来ました。
他リーグの大学は「打倒六大学」で向かってくるのですから、勝ち抜くのは本当に難しい。

今までも大エース、立派な主将はたくさんいましたが、秋、悲しい結果で終わることが多かったものでした。

が、今年は柳主将の、素敵な涙で終わることが出来ました。

試合後の涙に私ももらい泣き汗

 

春10勝5敗で優勝、全国大会初戦敗退。
秋こそ日本一、という思いは強かったと思います。
準決勝のテレビ解説で早稲田の高橋監督も言っていましたが、この秋全体のレベルを上げて来たと思います。

佐野恵は、(ちょっと不安もあった)守備でもしっかり守り、打撃で活躍。牛島も吉田大も存在感を発揮。
そして決勝で二番手星が登板した5回二死1塁という場面で、左中間を抜かれそうな当たりを川口が好捕! これで流れが変わりました。チャンスを作った渡辺、竹村もよく続きました。萩原の逆転打、逢澤のタイムリーとみんな活躍。
そして今一番「ノッている」星が快投。そして自らホームランまで!

 

柳はかなりのプレッシャーを背負っての先発だったはずです。初回、先頭バッターに二塁打を打たれた後、二番バッターのバントをフィールディングのいい柳なら3塁アウトに出来たのでは、と思ったのだけど、一瞬迷って1塁へ。らしくないなと思いました。その直後適時三塁打を打たれ、その後連打を浴びます。観ているほうも「どうしよう」と思う初回でした。
しかし2失点で踏ん張り、流れを食い止めた。そして打撃陣が逆転、星が快投。

 

チームメイトの「柳を日本一に」の思いをひしひしと感じたからこそ、柳のあの涙、あの言葉(「このチームでも明日から出来ないと思うと寂しい」)になったのでしょう。

スタンドの部員も含め、本当にいいチームだったんだなと思いました。

 


4年生が活躍しての日本一は本当に嬉しいです。

2009年選手権の母校法政の日本一に次ぐ嬉しさかもしれません!

 

また、春季リーグ戦で、明治から1勝ずつした他の5大学、特に秋勝ち点を奪った早稲田、勝率の差で2位となった慶應、春秋とも接戦を演じた東大もあっぱれだったと思います。

 

正直言うと、他に「今年優勝を観たかったチーム」があり、春秋どちらか優勝して欲しかったのですが……。
実際今年はメンバー的に明治と遜色なく、チャンスだったと思うのですが、今になってみるといろんな面で明治が上だったんだな、と思いました。

 

多くの有望選手が入部してくる野球部では、使い方育て方が大変だと思います。そんな中、川口、萩原のようにラストシーズンに輝く選手が出てくるのは、それだけ善波監督以下首脳陣の行き届いた、そして愛のある指導があるからじゃないかと思います。
立教も法政も、明治から学ぶところはたくさんある、と、しみじみ思いました。