新人戦よもやま話 | YELL Onlineβ

YELL Onlineβ

テスト版です

春季新人戦決勝は延長戦に突入、その際「日没まで行います」とアナウンスがありました。
そろそろ無理なんじゃ? という暗さになり、実質最終回と思われた延長13回裏、奥村選手にホームランが出て、明治がサヨナラ勝ち。決着がつきました。

新人戦も私が見始めて約30年。規定もいろいろ変わっています。
最近ではHP上で知らせてくれるから予め知ることが出来ますが、昔はその時にならないとわかりませんでした。
88年秋は12回0対0で史上初の「両校優勝」でしたが、その後17回くらいまでやった決勝戦もあったので、おそらく最初で最後の「両校優勝」となるのでしょう。
今回も決着がつかなければ優勝預かりになるはずでした。
日没というと審判の判断も難しいので、決着がついて良かったと思います。

今は決勝以外はタイブレーク制が採用されていますが、以前は9回で決着がつかないと、塁打数で決めてたりしていました。
また、2試合目の途中で雨が降ったのだったか、決着つかず試合続行不可能になった時はサスペンデッドゲームとなり、翌朝8時くらいから再開したこともありました。

また、観客が突然増えたのは2007年春、斎藤佑樹投手入学の時からです。それまでは開門時にはせいぜい5、6人並んでいるくらいでしたが、そのシーズン、普通に開門直前に行ったら長蛇の列が出来ていてびっくりしました。斎藤投手は出ないのに。それ以降開門前に並ぶのが当たり前になりました。

新人戦は応援がない分スタンドやグラウンドの声もよく聞こえます。
何故かプロの応援歌で「かっ飛ばせーパリッシュ」と歌ったり、「セントポール」なのか「ラランカラン」なのかわからない歌を歌っていた人がいたのも強烈に印象残っています(^_^;)
慶應のリーダーが口ブラバンでスタンドの野球部員と共に応援していたこともありました。
明治と慶應は、伝統的に上級生がまとまって観戦していて、ほほえましいです。


以前は審判は球審のみ正規の審判員が、塁審はその球審の出身チームの部員がおこなっていました。
しかもおそらく「リーグ戦でプレー経験のある主力の上級生」という指示があったものと思われます。
一番豪華だったのは、高橋由伸現読売監督と林卓史現慶應助監督が塁審をしていた試合でしょう!
今は審判二人制でおこなっていますが、観ていてもいろいろ大変そうなので、塁審は部員、に戻せばいいのになあ、とずっと思っています。