〈試合結果〉
慶|105 001 010|8
東|200 001 000|3
〈投手・捕手〉
[慶]:沼、丸田、小野、出町-髙野
[東]:田中、楠、古賀-小嶌、中村
〈長打記録〉
[本]山田(慶)
[三]
[二]水澤(慶)、塩谷(東)
【戦評】
最下位脱出を狙う東大にとってこの試合は負けられないものだった。初回、慶應に先制を許すも、その裏、慶應先発の沼(慶應義塾/1年)の立ち上がりにつけ込んで好機を得ると、4番の伊藤(旭丘/4年)が左前適時打を放ち追いつくと、さらに内野ゴロの間に逆転に成功する。逃げ切りたい東大だったが、3回、失策で出したランナーを4番小倉(市川/2年)の内野安打で返し、追いつかれると、さらに連続四球で窮地を拡大してしまう。そこで迎えた慶應7番山田(慶應義塾/1年)が勝ち越し満塁弾を放ち一挙5点をあげて東大を突き放す。投げては先発沼、続く小野(慶應義塾湘南藤沢/3年)、出町(慶應義塾/4年)が窮地を迎えつつも要所を抑えて得点を許さず慶應が勝利し、勝ち点の望みを第3戦に繋ぐとともに、東大の5位の可能性は消滅した。
【Today's Hero】
山田泰生(慶應義塾/1年)
3回に満塁弾を放ち、流れをもたらした。
「結果が出てない中でしたが、思い切って打ててよかったです。第3戦も全力で戦って勝ち点を取りたいと思います。」