伏線が一部回収され、真の敵が明確になる回です。運命の消費が激しいとも言えますが、朝雛タクトの指揮時間の持久力、限界が短く、それを庇った形でレニーが亡くなったのが残念でした。ここは、第三者が助けに来てくれるのかと期待も、そんな奇跡は起きず、更に、レニーが自分の命を糧に演奏した渾身の指揮で、天国と地獄を1体も葬れず、この演出的には、とても残念な感想しかありません。せめて、どちらかと相打ちで描いて欲しかった。それにしても、主人公の弱さが際立ってしまった回でした。