先月末に急遽
燕岳の先にある大天井岳と、人気の山小屋・大天荘に行く話になって 大天荘と夜行バスの予約を継ギハギで始めて、ようやく整った
と思ったら台風9号が発生
天気予報は
DAY1
DAY2 ()
さてどうなった
DAY 1
4時40分 穂高駅発
という絶好 のバスに揺られて登山口へ向かいました。
寝惚けながらバスに揺られていたら
……。
……。
有明神社を過ぎた辺りで車窓を叩く雨音がっ
5時35分 有明荘で下車
ばんちょうたちを除く全員が中房温泉まで乗車されていましたが、屋根のある有明荘で支度を済ませました。
6時10分
少し明るくなりが上がったので(すぐに小雨が降り出した)全身レインウェアで出発。
6時20分
中房温泉
計画は中房温泉登山口から大天井岳まで 燕山荘グループの大天荘に1泊するピストンでした
ばんちょうはソロ活で2019年に経験済み(2度目)
台風襲来とその影響でマークが続いていた燕山荘に空室が出たので
プランA: 大天井岳を目指す
プランB: 燕山荘に到着した時間と天候次第ではそのまま燕山荘に宿泊する
というプランBも用意しました。
ばんちょうの中ではプランB寄りでした
第一ベンチ
第三ベンチ
富士見ベンチ
ズット雨デシタ
このあと歩くかもしれない稜線
合戦小屋まであと10分
案内板が変わっていました。
以前の方がナントカ映えする気がしました
因みに
↑2019年のもの
9時08分 合戦小屋に到着
雨のためベンチはガラガラでした。
周辺ではナナカマドが赤くなっていてキレイだった
合戦小屋の頭
大天井岳が見えたはずですが真っ白
神秘的ですらある
雨が止んで、降ってもミスト程度にしか感じなくなったので改めて作戦会議を開いたところ「大天井岳に登る(大天荘に泊まる)」というE部員の意思に微塵も揺らぎがなかったので、密かにプランBに傾いていたばんちょうでしたが総意で大天井岳を目指しました
10時30分 燕山荘に到着
展望がない
そして燕岳もいない
(合戦の頭あたりから)雨が上がってテンションも上昇中だったので、ここで早めに昼食タイムを済ませてサッサと大天井岳へ向かうことに。
ということで山荘前のベンチに陣取った刹那
稜線に出たので尾根歩きの時より雨風が強くなったように感じましたしかし強い気持ちで前進あるのみ
しばし画像はなく、黙々と歩きました
安曇野側(東面)の稜線から再度飛騨側(西面)に出るタイミングでうっすらと雲間からナニカ(何だろう 笑)が見えた(気がしただけかも)てテンションが上がった瞬間
雨が止み、雲は厚いながらも陽が当たり出す時もあってレインウェアを脱ぎ、このあとの天候に勝利を信じていた頃
分岐
左へ行けば大天井岳、右は槍ヶ岳へと続く東鎌尾根との分岐
この先は結構キツイ大天荘への登りが始まりました。
14時15分
大天荘に到着
中房温泉から休憩を含んで8時間弱。合格でしょう
到着直前が強くなり小屋に駆け込みました
駆け込みセーフ だったかも。 館内案内もまず乾燥室へ、
とのご配慮でした。
その後は風雨は弱まることなく、おかげで夜まで小屋の外には一歩も出ませんでした。続々と到着された方々は皆全身ズブ濡れ、エントランスに水たまりができていました
お待ちかね大天荘のディナーです
肉(ハンバーグ)か魚(鯖の味噌煮)を選びました
燕山荘グループ・秋の名物(サービス)の芋煮がめっっちゃ美味しくてお替りする気マンマンでしたが、グラタンがあったりボリュームがあり過ぎてチーン
そしてバータイム
ホットワインと生ビーールで乾杯
早めに就寝される方が多い中、勿体ない根性丸出しのばんちょうは消灯間際まで談話室で読書タイム
寝床に戻る前にこの日初めて(笑)小屋の外へ出たら雨が止んでいた
DAY2
5時00分 晴れました
大天荘から山頂までは約10分のヴィクトリーロード
富士山だ
5時10分 登頂
大天井岳には③度目デス
2,900m超峰は今年4座目。
ご来光を待つひとびと。
ご来光
1枚目: 槍ヶ岳~南岳
2枚目: 常念岳(常念山脈)
3・4枚目: 今日歩く縦走路。いわゆる表銀座ですね
今年は有難いことによく登ったなぁ
山の日に登った爺ヶ岳で7月に登った鹿島槍ヶ岳と、種池山荘で水晶岳を眺めて。 8月の裏銀座縦走では7月に登ったばかりの八峰キレット(爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳)と慣れ親しんだ常念山脈(北燕岳・燕岳~大天井岳~常念岳)を眺めた。
この日の大天井岳山頂では蒼い七倉ダムと烏帽子岳から野口五郎岳~水晶岳~鷲羽岳に繋がる裏銀座の縦走路を懐かしみつつ(来年また歩きたい)このあと歩を進める燕山荘への縦走路を眺めることができた
ヤマ最高やーー。
小屋へ戻ってトイレを済ませたら下山です
美しい空
秋らしい雲
小屋から数分の山頂直下の斜面で野生のサルたちがケンカをしていました
よくあんな斜面を走り回れるなと思ったのと、コッチに向かって来ないかちょっと怖かった
この天空回廊を燕岳に向かって歩いた件 幸せ。
↑水晶岳(黒岳) ↑赤牛岳
北アルプスの深奥部と裏銀座を眺めながら歩いた件
ヤマ雑誌にも使われる表銀座縦走路。
此ノ地ヲモウ一度。歩キタカッタンデス
もちろん燕岳にも登頂しました
山頂には水たまりが
天空のビーチ
山頂直下(北燕岳寄り)に記憶にない白い砂浜みたいな場所があって、楽しそうにしていたので足を延ばしてみました
いつもの燕岳だ
燕山荘前にて
次はいつになるだろう
おしまい