無事、引っ越しが完了しましたーーー
未だ旅行気分で散策しています。
物欲を捨てきれない人間なのでまずは商店街に繰り出しました。
(但し見るだけ。引っ越し作業中に「もう、物は増やさない」と固く誓いました。)
商店街。
これが・・・・・「すごいぞ!高松」①です。
地方都市をなめてました。
まず、とにかく長い!!
航空写真を使って色付けし、計測してみると、
❶兵庫町商店街 400m
❷片原町商店街 450m
兵庫町商店街に続き,琴電琴平線「片原町」駅の東西に延びる。
❸丸亀町商店街 500m
❹ライオン通り 500m
丸亀町商店街と並行するライオン通りは飲食店が多いので、朝は閑散としている。
❺南新町商店街 350m
丸亀町商店街から南に続く。
❻常磐町商店街 東西250m、南北80m
琴電琴平線「瓦町」駅から西に延び、南新町~田町に繋がる商店街。
❼田町商店街 400m
商店街群の南端に位置する。
丸亀町~南新町~田町と南北に走る通りは、高松城(玉藻城)を起点に「金刀比羅宮」へと続く参詣道として整備された旧街道「金毘羅街道」。
❶〜❼商店街の合計距離は、なんと2,930m!(Googleマップによる概算)。
因みに長くて楽しい戸越銀座(東京都)は1.3Kmです。
地図で赤く色付けした全ての商店街が、雨が降ってもお買い物が楽しめるアーケードを設け、「高松市中央商店街」と総称されています。
そして、長さだけでなく、縦に延びる建物やショッピングセンターが配置され、アーケード通りから直接、階段やエレベーターが上へと伸びています。
▲丸亀グリーン
アーケード商店街と「らら〇―と」がうまい具合に合体したような構造です。
地方商店街のご多聞に洩れずシャッター通りとなりつつあった商店街を活性化しようと、再開発計画の中心となったのが、❸の丸亀町商店街。
丸亀町壱番街には再開発の象徴と思われるドームで覆われた広場があり、一帯には世界的ブランドも出店しています。
ミラノみたい!?
ところで、「丸亀」は高松市の西に位置する市の名前です。
高松なのになぜ丸亀なのかというと、
江戸初期の「一国一城令」により廃城となった丸亀城下から商人たちが移住して開いた町だから。
数日前に利用したタクシーの運転手さんが「丸亀のもんがやってきて商売始めたから」と若干ネガティブに取れる発言をしてましたが(きっとご先祖様が生粋の高松人なのね)、、、
丸亀商人の移住から400年超。
今や、兵庫町だ、丸亀町だ、常磐町だと言ってる場合じゃありません。
全国に誇れる立派な商店街があるなんて「すごいぞ!高松」です。
戸越銀座のような賑わいこそありませんが、長さに加え立体感のある通りに、世界的ブランドや全国区ブランド、地元の店舗、更に美味しいお店が立ち並び、その魅力は十分。
地元住民や観光客で、もっともっと賑わうと良いなぁと思う商店街です。