【南ア・ワールドカップ遠征記】 がんばれニッポン企業!
こんにちは、TokyoAirlinesです!
日本のワールドカップ熱は、一段落した感じですね。
現地に行っている社員の話を聞けば、現地では日に日に南アフリカ人の中で日本代表チームのファンが増えていっていたそうです。
そういう意味では、もっともっと勝ち進めば、日本のことをもっと知ってくれる人たちが増えたのにな、と思っています。
でも、よくやりました。
さて、私が南アフリカへ出張した際に、ワールドカップの試合をいくつか観戦したのですが、スタジアム内部の広告に見慣れない会社のものがあって驚きました。
いままでは、多くの日本企業やグローバル企業がスポンサードしていて、よく見かけるおなじみの広告がサッカーフィールドを囲んでいましたが、
なんと今大会から、新興国(インド、中国)の会社が新たにスポンサーに加わっています。
まずは皆さんが良くご覧になっているであろう、この看板から。
「英利」は、カタカナ読みすれば、「ヨンリー」。ソーラー事業を前面に出してますが、農業なんかもやってるグループ企業です。
1987年創業の何とも新しい会社です。実は、中国でもそれほど知名度は高くないようです。
中国語といえば、おなじみバドワイザー社は、中国語のブランド名「百威(バイウェイ)」も併記しています。
さらに、同じく新興国のインドから、ITの会社。「マヒンドラサティアム」社。
元々、サティアムコンピュータ社としてインドのIT産業をリードする企業でしたが、昨年マヒンドラグループの一角となりました。
インドの企業がITを担当する、というのも何とも典型的ですよね。
さらにブラジルからは食料品の会社がスポンサードに加わっています。
以前は、富士フィルム、日本ビクター、セイコー、キヤノンなど多くの日本企業がFIFAやワールドカップを支えていましたが、いまではソニー1社になっています。
スポンサーメリットの是非、という議論はあるのかもしれませんが、もっと日本の企業にも頑張ってほしいですね!
ちなみに航空会社では、アラブ首長国連邦のエミレーツ航空社がスポンサードしています。