年末年始に撮り貯めていたビデオを観ていたら(「のだめ」の正月スペシャルですけど)、サントリーのプレミアムモルツのCMタレントに、竹内結子が加わっていました。
「あっ、やっとか」と思いました。
というのも、プレミアムモルツを始めとした「プレミアム・ビール」と呼ばれるカテゴリの商品の飲用者は、もともと女性が多いということがわかっていましたのです。
以外でしょ?
でもそうなんです。
毎日家でビールを飲むような男性のヘヴィ・ユーザーにとっては、プレミアムビールは少し高すぎます。
だから彼らは、発泡酒や第三のビールに流れていきます。
だけど逆に、「たまにしかビールを飲まない女性ユーザー」たちは、「たまにしか飲まない」という、正にそのこと故に、発泡酒や第三のビールではなく、ヱビスやプレミアムモルツを選びます。
「たまにしか飲まないんだから、せっかくなんだしいいものを飲みたい」というわけです。
その結果、多くのプレミアム・ビールの飲用者の半数以上が女性になっていました。
広告は彼女たちを主飲用者として明示していなかったのにもかかわらず、です。
だから今度のプレミアムモルツの竹内結子の起用というのは、「ついにプレミアムモルツが女性ターゲットを開拓し始めた」というわけではなく、「意図せず結果したマーケットの実態」に対して、事後的に広告戦略が加筆修正された、ということなのだと思います。