私、子供の頃から鉄道が好きなんです。
女装好きになるもっと前からです。
女装される方で鉄道が好きな方って多いんですよね。
それを知っていながら、今までブログではあまり触れてきませんでした。
私の子供の頃、近所を走っていたのは「国電」。
JRはまだ日本国有鉄道でしたね。
JR東日本になるときに、国電(国鉄電車)の愛称を「E電」にして、その後まったく普及しなかったのは有名な話です(笑)
我が家は親類縁者が地方にいなかったので、遠出する機会がなく、憧れだった新幹線やブルートレインに乗せてもらったのは、かなり大きくなってからでした。
それまでは、東京駅や上野駅でブルートレインや昼行特急の追っかけをしていました。
当時は「ブルートレイン」ブームで、カメラを持った子供たちでごった返してましたね。
まだ、未踏の地に夢をはせて、時刻表ばかり読む子で、学校ではやたらと地名や漢字に詳しい(笑)
複雑怪奇な国鉄のダイヤを読み解くのが魅力で、夜は時刻表が枕代りでした。
中学・高校生くらいになって、ようやく鉄道だけに乗る旅に出かけられるようになり、北海道や九州へ。
九州へはあこがれのブルートレイン、北海道はまだ上野発の夜行列車に乗って、青森からは青函連絡船でした。
まだ、周遊券というものがあって、20日間乗り放題なんて今では考えられないお得な切符を限界まで使っていました。
地方のローカル線を乗りつぶすのが目的だったのですけど、ちょうど国鉄の経営合理化で赤字ローカル線がどんどん廃止されていきました。
当時の国鉄には1日1往復とか2往復しかない路線もあって、それをどう乗るのかというのは、ゲーム感覚でしたね。
国鉄からJRに変わったのは、高校生の時だったと思います。
大学生になっても旅を続けたのですが、旧国鉄路線は乗るべき路線がなくなってしまい、鉄道を使って地方の町々を訪ねる旅に変わりました。
地方私鉄もかなり乗りましたし、関西の私鉄にも魅力を感じましたね。
大学では年間に学割証が10枚もらえたんですけど、それでは足りなくなってしまい、友人に譲ってもらったり、果ては女子大に通う友人から譲ってもらったり。
女子大名の学割証で切符を買ったときは、駅の窓口で尋問されました(笑)
国鉄がJRになると当然商業主義になり、私の大好きだった夜行列車や長距離鈍行がどんどん消えていきました。
それにつれて時刻表にも魅力がなくなってきましたね。
就職すると、旅に出る時間もなくなり、時刻表にも魅力がなくなってきたことから、いつの間にか鉄道から遠ざかるようになってきました。
それに対して、時間を割くようになったのが女装です。
女装は家でもできましたから。
まあ、今でも鉄道は好きですけど、時刻表も買わなくなったし、通勤路線くらいしか乗らないですね・・・・・
新幹線がどんどん増えて、鉄道の役割は高まっていますが、新幹線は速すぎて景色がゆっくり見えないし、トンネルが多すぎる。
それに新幹線開通と同時に、風情のある在来線が切り捨てられてしまうのは、とても寂しい。
それでも、時々旅には出たくなります。
1本だけ残っている夜行列車、サンライズにでも乗ってみようかな・・・・
ブルートレイン時代の「出雲」や「瀬戸」には乗ったけど、また違う趣なんでしょうね。
まあ、乗っても酒飲んじゃうから、景色も見れずにすぐ寝ちゃうんだろうな(笑)
↓いわゆる「鉄ちゃん」も多いですよ(笑)