自分のブログの画面を開く。

 

そこには、タイトルも内容も何も入っていない、真っ白な画面が広がります。

 

まるで真新しい画用紙のようです。

 

まったく何もないところから、何かを作り上げていくって、実はとても大変な作業です。

 

ブログを書くって、実はとてもエネルギーがいるものなのです。

 

私たちの世代は、いわばマークシート世代。

 

受けてきた教育においても、常に受験勉強を目的としているところがありました。

 

昔の入学試験と言えば、設問があり選択肢から答えを選ぶ方式。

 

だから、自分で文章を紡ぐという作業は、あまりありませんでした。

 

作文だって、あらかじめ課題が与えられていたりします。

 

課題に沿って、文章をまとめていくから、方向性は決めやすいのです。

 

そして、自分の作文に点数がつけられるから、加点を意識した作文になってしまう。

 

今考えると、教師が作文に点数をつけるって、どういう基準でしていたんでしょうね(笑)

 

でも、ブログというものは、何を書いてもいい。

 

まっさらなものに、自分で課題を決めて、自分で文章を練り上げていかなければならない。

 

まあ、わたしの場合は「女装」というテーマがありますが、それでも「女装」という漠然としたテーマだけでは、何を書いていいのかわからない。

 

ましてや、ここ最近、全然女装もできていないことですし・・・・・

 

今はブログだけでなく、いろんな発信手段がありますが、実はブログがいちばん簡単そうで難しい手段かもしれません。

 

それは、起承転結など考え文章にまとめる必要があり、伝えるためには一定の文章量が必要だからです。

 

でも、文章を練り上げることは、まさに自己表現。

 

それがネットを通じてあらゆる方に公開されている。

 

すごいものができたと思います。

 

そして、ブログを見た方からの反応もあり、自分の自己表現についてコメントを寄せてくれる。

 

自分の思うことを正しく伝えるためには、正しく伝わるように工夫しなければならない。

 

おのずと伝え方を研究するので、文章力は身についていきますよね。

 

まさか、大人になって文章鍛錬の場が与えられるとは思いもしませんでした。

 

こんなことになるのなら、学生の頃に文章鍛錬すべきだったと思ったりもします(笑)

 

ところで、私の拙いブログ記事も今回で700記事になりました。

 

600記事目から2年もかかってしまいました。

 

その間に、自分の人生において大きな出来事があり、予想もしなかった違う人生を歩むことになりました。

 

人生って、明日自分がどうなっているかもわからないものなのですね。

 

自分の過去の記事を振り返って読んでみると、その頃の心境が思い出されます。

 

自分の記憶の中では消えてしまっているものも、ブログを読み返すと思い出すのです。

 

ブログには日記の要素もありますね。

 

けれど、ブログは単なる自分の日記ではなく、それに見ず知らずの方からコメントをもらえる日記なのです。

 

それは、また次回も日記を書こうというエネルギーを与えてくれます。

 

ブログは日記帳であり、自己表現手段であり、他者とつながるコミュニティツールです。

 

このツールは、できるだけ長く大事にしていきたいですね。

 

 

 

 

 

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