みなさんいろんな背景はあると思いますが、女装する人は誰もが女装したいと思って女装していますよね。
仕事などでしぶしぶ女装している人は、ほとんどいないのではないでしょうか。
昔、警察のおとり捜査で、女装して痴漢を捕まえるってことをやっていましたが、あれには少し憧れました。
でも、よく見るとバレバレの女装なんですよね。
女装をしたいと思うからする。
女装で得るものは、まさにその充実感にあります。
やりたいことをやっているときの充実感って大きいですよね。
では、なぜ女装なんてしてみたいと思うようになったのでしょう?
その背景は本当にまちまちだと思います。
私のように、女性が好きで好きでたまらなくて、その満たされない欲望がなぜか女装に向いてしまったという人もいるでしょう。
女装がストレス解消になっている方も、少なからずいますね。
たまにしかできないけど、憧れの女性に変身して、自分じゃない自分を楽しむ。
性別までも変える変身をすると、別人格になったような気になる。
俗世のしがらみを離れて、まったく別の世界に身を置いてみる。
今はいろいろな女装サロンもあるので、女装する技術を身につけなくても、プロが見違えるような美女に仕立て上げてくれます。
モデルのように写真を撮られ、写真の中の自分は、大変身して誰にも気づかれない自分。
これって、確かにストレス解消になります。
でも、失うものもありますよね。
女装ってお金がかかるんです。
サロンも予約制のところになると、何万円もかかります。
月1回くらい行こうと思ったら、「お父さんの小遣い」じゃ、厳しいですよね。
自前で女装するには、女性が身につける全てのものを用意しなければなりません。
それに自宅には置けないから、隠し場所を借りたりして。
これって、もう一人誰かを養っているようなものです。
女装って愛人を作るのと同じくらいお金がかかるって言われますが、その通りだと思うところはありますね。
女装にのめり込んでお金を使いすぎ、家族にばれるってこともあるでしょう。
それから、世間にこの趣味が知られるといろんなものを失いますね。
家族にばれると、大抵は止めてくれと懇願されるか、離婚を突き付けられる。
家族公認の方って、ごく少数でしょう。
公認はしていないけど、見てみぬふりをしてくれている家族の方はいるでしょうね。
でも、度が過ぎると、いつ爆発するかわからない危険性をはらんでいます。
あとは、会社でばれたら、たちまち悪いうわさが広がる。
会社で地位のある人ほど、会社に居づらくなりますね。
このブログを見ている方のほとんどが、家族に内緒で女装を楽しんでいることでしょう。
しかも、ばれそうになった危機的状況を経験しているのではないでしょうか。
しかし、何で女装がそこまで忌み嫌われるんでしょうね。
別に悪いことをしているわけではないし、誰にも迷惑はかけていないし。
やっぱり「世間体」の問題なんですかね。
女装=変態、気持ち悪いといった固定概念は未だ変わっていないのでしょう。
だから、せっかくの貴重なストレス解消源なのに、家族には嘘をついてこそこそと隠れてやらなければならないわけです。
なんか、そう考えると寂しいものがありますね。
好きなものを好き!って世間で言えるようになりたいんですけどね。
そんな社会が到来するのは、まだまだ先のことなのでしょう。
私が生きている間に、「女装が趣味です!」って公言できる社会は来るかなあ・・・・・・
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