「女装趣味」って一般的に使われる言葉なので、女装は趣味として認められているんですよね。

 

でも、この響きには、変態とか気持ち悪いとか、そんな意味が込められていると思います。

 

「女装趣味」という語は、要は一般的な趣味とは違って、オタクと同じように、侮蔑の色合いが濃いのでしょう。

 

故に、近親者にはやってほしくないのだと思います。

 

夫婦の場合、夫の女装趣味が発覚して離婚に至るケースもあります。

 

妻にとっては、百年の恋も一瞬で覚めるような、衝撃的な事実なのでしょう。

 

昔に比べれば、女装って世間では受け入れられてきているはずです。

 

昔はメディアで女装が取り上げられていても、変態の代名詞だったり、「オカマ」と混同されていたり、全く理解されていませんでした。

 

今は、綺麗に変身した画像が、「美しいもの」として採りあげられています。

 

だから、さほど女装に興味がない人でも、綺麗になれるなら1回くらいやってみようかなと、軽い気持ちでサロンに行ってみたりするようです。

 

時代はだいぶ変わったんだと思います。

 

でも、これは一般的な話で、身内の女装については、あまり以前と感じ方が変わったとは思いません。

 

世間の男子の女装は綺麗と感じても、身内の女装はやっぱり嫌悪されるのです。

 

私の場合は、妻に女装趣味がバレています。

 

ブログを書く人の中では、少ないケースでしょう。

 

結婚前、妻と付き合っていた頃、私が女装サロンのホームページを見ていたのを妻に覗かれたり、妻の会社の制服を半分冗談で(半分本気で)着てみたりしたのを、しっかりと覚えていたんです。

 

当時はそれほど気にしていなかったようですが、結婚後にだんだん不信感を募らせていったようです。

 

まず、男色を疑われましたね。

 

そして、やっぱり女装が好きなんでしょ、と。

 

日に日に詰め寄られ、最後は白状するしかなくなりました。

 

でも、私は女装は止めたくなかった。

 

必要悪だったのかもしれませんが、私にとっては自分を癒す大事な「趣味」でしたから。

 

それで、私はイチかバチか妻に女装を認めてもらおうと思ったんです。

 

ある日、新宿のサロンに予約を入れていて、行く前に外から妻に電話しました。

 

「女装の店に行ってみようと思うんだけど・・・・」

 

「ふ~ん・・・・・・」

 

「新宿だから、終わった後食事でもしない?」

 

「別にいいけど・・・・・・」

 

サロンでひとしきり楽しんだ後、男に戻って妻と会い、とりあえずカフェに入りました。

 

「やっぱり女装が好きだったんだ・・・・・。」

 

「うん、まあ・・・・・」

 

「私をここに呼んで、どうしようというわけ?私は認めたわけじゃないよ。これは、自分で隠れてやる趣味なんでしょ?」

 

返す言葉がありませんでした。

 

その夜は食事もせず、二人で無言のまま家に帰りました。

 

やっぱり、夫の女装好きを妻に認めてもらうなんて、考えが甘かったんです。

 

妻のお墨付きがもらえれば、堂々と女装ができるなんて思いましたが、浅はかな考えでした。

 

それからも、妻の包囲網は厳しくなり、私の背中にブラの跡がないかチェックされたり、メイクが若干残っているのがばれそうになったり、髪の毛がぺっとりしているのを不審に思われたり。

 

私の行動を逐一チェックされて、矛盾がないかどうか、その日あったことを報告させられたりもしています。

 

私もそんな関門をかいくぐっても女装を続けたんですから、相当好きなんですよね(笑)

 

最近の女装サロンは、確実に綺麗な変身ができて、別人のような写真が残せますので、一度感動を味わうと、間違いなく病みつきになります(笑)

 

それで、女装する回数が加速度的に増えていく方もいると思います。

 

独身で一人暮らしの方ならば問題ありませんが、奥様のいる方は隠れてやることになるでしょうから、何らかの嘘をつくことになります。

 

回数が増えれば、それだけ嘘をつかねばならず、嘘に嘘を重ねていくうちにだんだん自分でもついた嘘がわからなくなってきます。

 

奥様もつじつまが合わなくなってきた話に、だんだん不信感を募らせるようになり、夫の変化を読み取るようになってきます。

 

女の勘って、本当にありますからね。

 

まずは、だいたい浮気から疑われますね。

 

でも、構わず女装を続けると、どこかで脇が甘くなってきます。

 

家に女装用品を隠していたリ、顔にメイクの跡が残っていたリ、そんなところを見つかるようになるかもしれません。

 

パソコンや携帯に保存してある女装画像を見られる場合もあるでしょうね。

 

奥様に女装がバレると、相当大変な事態になると思います。

 

離婚まで行かなくても、女装を断念せざるを得ないことになるかもしれませんね。

 

あと、怖いのは会社でバレること。

 

自分の携帯の画像をのぞき込まれたり、会社のパソコンで女装サロンのホームページをそっと見ていたのを見つかったり。

 

会社で地位や名誉がある人ほど、悪いうわさが流れますね。

 

これで、会社に居づらくなってしまうこともあると思います。

 

女装バレしない秘訣は、私にもわかりません・・・・・。

 

でも、女装が楽しくなってきて、女装回数が増えてきている方は要注意かもしれませんよ。

 

回数が増えてきている分、バレる要素も増えてきますから。

 

少し回数をセーブして、危機管理を徹底させるのが一番かもしれませんね。

 

家に女装関係品を持ち込むのは、命取りでしょう。

 

サロンで楽しむか、外部にロッカーを借りることでしょうね。

 

まあ、女装バレしている私がアドバイスしても、あまり説得力がないのですが・・・・・・・。

 

 

↓女装は死ぬまでやりますよ!たぶん・・・・・

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