まだ、私が若い頃です。

 

会社で地域の祭りに参加していたのですけど、せっかくだから仮装して出てみようという話になったんです。

 

じゃあ、何の仮装にしようかと話し合っていた時に、女子から「男子は女装で決まりね!」との声が。

 

私は「え~~」と言いつつ、内心ガッツポーズ。

 

そこで私の方から、「予算が少ないから仮装にお金かけられないし、女子の制服でも着るかな・・・・・」とやんわりと提案。

 

女子も、「あ、大丈夫。退職者の制服がいっぱいあるよ」と。

 

私は、祭り参加の責任者だったので、当然女装することになったのですが、私一人ではさすがに恥ずかしい。

 

そこで、社員の若手の男性たちに、「女装したい人、募集!」と声をかけたのです。

 

そしたら、来るわ来るわ。

 

「ぜひ、やりたい!」と言ってくる者もいれば、恥ずかしそうに「もし、やれるならやろうかな・・・・」と言ってくる者も。

 

意外といるもんなんですね、女装してみたいという人は。

 

当日は、女子のOL制服に着替えて、街中をパレード。

 

あの時は9号サイズでぴったりだったので、痩せていたんですね(笑)

 

沿道からは「かわいい!」とか「きれい!」とか言われて、いい気分に浸りました。

 

このように、潜在的な女装好きって意外といるものなのです。

 

自分が女性になった姿を見てみたいという人もいれば、女子の身につけている服の感触を味わってみたいという人もいるでしょう。

 

いずれにしても、何かきっかけがないと女装できないまま終わってしまう人って多いと思うのです。

 

きっかけがあると、そこからのめり込む人もいるのでしょうけどね。

 

そう考えると、女装したくて自ら女装サロンに行ってみる人は、相当女装に興味のある人なのかも(笑)

 

でも、初めて女装サロンに行くときって、相当勇気が要りませんでしたか?

 

今は、インターネットで申し込みができるけど、申し込みのボタンをクリックするときに何度も躊躇しませんでしたか?

 

昔は、インターネットなんてなかったから、自ら女装者の集う女装サロンに足を運ぶしかなかったんです。

 

これは、とてつもない勇気が要りましたよ。

 

当時は女装サロンと言えばエリザベスでしたけど、初めて行くと決めた時は、エリザベスのまわりを何周もして、なかなか中に入る決心がつきませんでした。

 

いろんな方のコメントを拝見していると、エリザベスの前まで行ったけど、結局中に入る勇気がなく帰ってきたという方も多いようです。

 

女装したくても、女装のきっかけづくりって意外と難しいものなのかもしれません。

 

でも、その一線を超えてしまうと、加速度的に女装にのめり込んでしまったりします(笑)

 

私もいまだに続いているんだから、相当な女装好きなんだな、これは(笑)

 

さあ、皆さん、勇気を出して、サロンの申し込みボタンをクリックしましょう!

 

そこには、あなたを変える新しい世界が待っていますよ~。

 

 

 

 

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