そんな時代もあったねと、いつか話せる日が来るわ

あんな時代もあったねと、きっと笑って話せるわ

だから今日はくよくよしないで、今日の風に吹かれましょう

まわるまわるよ、時代はまわる。

喜び哀しみ繰り返し、今日は別れた恋人たちも

生まれ変わって、巡り合うよ

 

ずいぶん昔ですが、「時代」という曲がありました。

 

女装のあり方も、時代と共に変わってきています。

 

私は、女装歴は長く、子供のころから化粧品などに興味を持っていました。

 

そのうち、女性服にも興味を持ちだし、初めて完全女装したのは18歳の時。

 

当時、神田にあったエリザベスでした。

 

女装が好きというと、まず疑われたのは「おかま」。

 

今、「おかま」って死語になりつつありますけど、いわゆる男好きを疑われましたね。

 

でも、私は単に女性の恰好がしてみたかっただけ。

 

だから、女装が好きなんて人に言うことはできなかったし、そういう欲求を満たしてくれるのは、東京ではエリザベスくらいでした。

 

しかし、あの頃のエリザベスは、大人の世界で、私にしては敷居が高かった。

 

当時、「くいーん」という雑誌をエリザベスが発行していて、その表紙の写真に釘付けになりました。

 

あれは、プロカメラマンが撮ったものですが、実に美しく妖艶なのです。

 

あの時代のエリザベスは、ポラロイド写真が一枚サービスでしたが、その写真はう~んと考えてしまうような出来栄えでしたね。

 

メイクも、とにかく男感を消すには厚化粧をしなければならないと、とにかく派手目の化粧でした。

 

あの頃、つけまつげをする人って珍しかったですけど、エリザベスは必ずつけまつげもしてましたからね。

 

それから時代が巡って、21世紀に入り、いろんな女装サロンが立ち上がりました。

 

メイクの技術も上がって、厚化粧でも厚化粧に見えないようなメイクになってきました。

 

女装用のメイク技術が確立されていったのです。

 

撮影も機材が進歩し、ライティングなどを駆使して、プロ並みの撮影ができるようになりました。

 

私がエリザベスで見た、「くいーん」の表紙のような写真が、自分の女装でも可能になったのです。

 

これは、更に女装にのめり込むきっかけになりましたね。

 

だって、自分が自分でないような仕上がりなのですから。

 

そして、今も女装の技術は進歩しています。

 

それに、女装を巡る環境も変わってきました。

 

女装=おかま、という概念が変わってきて、ちょっと面白そうだからやってみようかと、サロンに行く人も多いようです。

 

女装というものが、社会に認知されては来ていると思います。

 

若い人では、パートナーが女装好きでも気にしないという方々もいるそう。

 

時代って変わっていくものですね。

 

そういう意味で、今は女装を始めるのにはいい時代です。

 

例え、年がいってから始めても、サロンであれば確実に美しくしてくれます。

 

そういう人が結構はまってしまうケースも多いようですね(笑)

 

でも、なんとなくやってみたいなという方がいたら、勇気を振り絞ってサロンの予約をしてみましょう。

 

「初めてです」と言えば、それを考慮して対応してくれるので、安心です。

 

ちょっとお金はかかるけど、こういう趣味も結構楽しいですよ(笑)

 

 

↓女装してみると、世界観が変わります!

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