化粧には物心ついたころから興味を抱いていたのですけど、「女装」ということを意識し始めたのは、中学くらいからですかね。


たぶん同級生が着ていた制服に興味をもったからだと思います。


それからというもの、本格的な女装がしたくて、たまりませんでした。


でも、実家ではそんなことができる環境ではありませんでした。


そして、雑誌で女装サロンエリザベスの存在を知り、初めて足を踏み入れたのが18歳のとき。


憧れのセーラー服を着て、メイクをして、初めての完全女装でした。


当時からエリザベスは未成年は入場禁止だったと思うのですが、そんなことは気づかなかったし、何も言われなかったですね。


18歳で大人の世界に足を踏み入れたのは、すごい勇気だったと思うのですけどね。


当時の女装サロンって、本当に一部の人しか行きませんでしたし、ある意味風俗より敷居が高かったかもしれません。


それでも行ってしまったんですから、あれは若さのパワーですね。


何か突き動かすものがあったのだと思います。


今では、女装サロンがたくさんできて、とても行きやすくなりましたね。


インターネットで情報も取りやすくなりましたから、自分のやってみたい女装ができるサロンを選べるようにもなりました。


おそらく若い人でも気楽にサロンに行けるようになったのではないでしょうか。


あのころよりも女装がオープンになったし、女装人口も増えたと思います。


あのころのような突き動かすパワーはなくなりましたが、私もいまだにサロンに行っているのですから、相当好きなんでしょうね・・・・・。






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