修学旅行のとき、バスガイドさんに憧れませんでしたか。


自分よりちょっと年上のきれいなお姉さんで、歌がうまくて。


普通はそうなのですが、私はバスガイドさんの制服に憧れましたね。


あれって、女性の職業制服の中でも、格好いいじゃないですか。


あの時から、ウン十年、ある中古制服店でバスガイドの制服を見つけました。


ある有名な観光バス会社のものです。


本当はこういう制服って、退職するとき返却するものなのですが、誰かが売却したんでしょうね。


正直言って、値段は高かったですが、どうしても欲しかったので、思い切って買ったんです。


でも、サイズは7号。


男子が着てみるにはかなり小さい。


早速着てみましたが、当時はまだ痩せていたので、何とか入ったんです。


でも、きつくて身動きが取れない。


腕を曲げると、肘のあたりが内出血したりして、大変でした。


制服は、ブラウス、スカーフ、ベスト、スカート、ジャケット、帽子です。


スカーフを首で結ぶあたりがスッチーっぽいし、何より帽子があるのがいいですね。


職業制服は、学生服と違い、生地の素材が硬く、ハードワークに耐えられる作りになっています。


制服に着替えて、白い手袋をつけてみると、本当にバスに乗りたくなってくるというものです。


サイズはきついけれど、あの憧れのバスガイドさんになれて、幸せでした。


でも、最近は体重増で、スカートやベストのファスナーが締まりません。


無理に着ると、体がうっ血しそうです。


最近は着てみることもなくなり、サロンのロッカーでひっそりと眠っています。






↓プロのバスガイドさんにはかなわない

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