まだ、今よりもう少し若い頃、会社で庶務を担当していたことがあったんです。
庶務というと「何でも屋」。
弁当の買い出しから、偉い人の送迎まで何でもこなしていました。
ある日、女子トイレのドアが壊れたので直してほしいという依頼が私のものへ舞い込みました。
仕方ないなあ、と思いつつ、工具をもってトイレへ。
ん?女子トイレに男が一人で入るのはまずいなと思い、近くにあった別の課に行ったんです。
そこには何人かの女子が在籍しています。
でも、電話をとったりでみんな忙しそう。
そこでたまたま手の空いていた女子に、トイレに一緒についてきてほしいと頼んだんです。
そして、女子トイレの中で見張っていてもらい、私は工具でトイレのドアを直し始めました。
といっても、結構時間がかかる。
世間話をしながら、修理していたんですね。
それで、話の流れで、こんど食事でもしようと・・・・・。
そして、月日が流れ、その女子、今は我が家でごろごろしています。
私の女装をチクチクと愚痴りながら。
もうあの時の面影は薄れてしまったけれど。
人生ってわからないものだなあ・・・・。
↓アモ~レ~
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