エリザベスは今は浅草橋だけですが、昔は新宿店というのもあったんです。


正確に言うと、新大久保と高田馬場の間くらいにありました。


ビルの地下で、1Fがコンビニだったような気がします。


地下のワンフロアなんですが、結構広いスペースがありました。


その端のスペースに仕切りで仕切られた場所があって、そこが女装サロンになっていました。


サロンの名前はありんこクラブといいました。


サロン自体のスペースは狭いので、アットホームな雰囲気でしたね。


メイクさんが1人とサロン担当の人が1人、計2人のスタッフさんしかいませんでした。


ある程度の人数がそろうと、全員で記念撮影とかした思い出があります。


ある日レンタル衣装でセーラー服を借りた時のこと。


メイクが終わって、靴を借りようとしたのですが、ローファーがない。


メイクさんは「悪いけど・・・・」と言って、ハイヒールを差し出します。


セーラー服にハイヒール。


ちょっと、怪しい取り合わせですよね。


その格好で同じフロアのショップをうろうろしていたら、B面で入ってきたお客さんが驚いていました。


別な日、新宿店のショップで、ピンクのナース服一式を買いました。


早速、サロンで試着です。


メイクが終わって、ウィッグをつけて、ナースキャップを装着しようとしたのですが、キャップの組み立て方がわからない。


メイクさんに手伝ってもらって、ヘアピンで装着。


あこがれの初ナースです。


サロンでまったりとしていたのですが、その頃の新宿店のサロンの女装子さんは、自分の名前の名札をつけたんです。


それで名前を書いた名札をつけようとしたとき、安全ピンの針が指にグサリ。


血が止まらなくなってしまいました。


ティッシュとかをぐるぐる巻きにして平静を装っていたのですが、よく見ると、ナース服に血が。


これはまずいと思い、退散することにしました。


しかし、ナース服に血って、本物の看護婦さんみたいですよね。


妙にリアルなナースになってしまいました。





↓サロンもいろいろありました。

にほんブログ村