※以前アップしたのですが、あまり読まれなかった記事をまた出します。



よく、会社の宴会の出し物で女装される方がいます。


私の場合は、地域の行事でパレードがあり、それに会社で出ることになったのです。

出るときはどのチームも仮装したりするのですが、一緒に出る女子たちから「男子は女装したら?」と提案が。

「えー!無理だよ」といいながら、進んでやりたい私。

結局、しぶしぶのように見せかけて、提案を受け入れることに。


衣装は女子が持ってきてくれます。

私は何と、女子が過去に着ていた女子高の制服に。

しかも、当時流行っていたルーズソックス付き。

恥ずかしいといいながら、実は嬉しくて仕方ない私。


当日はメイクのうまい女子がメイクをしてくれます。

当時流行っていたガングロっぽくメイクをしてくれるのですが、こちらとしても徐々にメイクに注文を付け始めます。

もう少しアイシャドーを濃く入れてくれとか、アイラインはこう引いてくれとか。

そのうち、女子からメイク道具を奪い、自分でやり始めてしまいました。

少々唖然としている女子たち。

つけまつげも自分でつけてしまいました。

どうせなら、バカっぽい女子高生にしてよ、と注文を付け、茶髪のロングのウィッグに花を挿したものに。

顔には涙シールのようなものも貼りました。


しかし、よく考えたらこの格好で外を歩かなければならないのです。

これが女装初外出なんです。

完璧な女子高生になったのはいいのですが、さすがに緊張しました。


いざ、パレードになると、沿道からは「きれい」とか「かわいい」の声援が。

これには気分がよくなります。

同僚の女子からはスカートめくりされ、「きゃあー」なんていって両手で隠したり。

今考えてみると、恥ずかしいのですけども。


パレードが終わり、会社に戻ってきて、元の姿に戻らなけばなりません。

これは少し残念でした。


あとで女子から、「もしかして女装趣味?」と冗談のようにきかれましたが、「いや違うってば」ときっぱり否定。でも、内心ドキッとしました。



↓スーパー女装サラリーマン


にほんブログ村