インターネットが普及して、クリックひとつで何でも手に入るようになってきました。


実に便利な世の中になりましたよね。


昔は自分で店まで買いに行かなければ、モノは手に入らなかったのですから。


女装の世界でも、買えなかった物が、ネットで容易に買えるようになりました。

服とか下着とか化粧品とか。

店で購入するには勇気が必要だったのですが、ネットの出現で、気兼ねなくそのようなモノが購入できるようになりました。

最近はネットスーパーなんていうのもあって、便利な世の中になりました。


でも、考えてみると、クリックして注文したからといって、ネットの回線を通じてモノが届くわけではないのです。


クリックした注文は回線を通じて販売業者に届きます。

たいていは販売業者の配送センターですね。


昔、アマゾンの実態を書いた本を読んだことがあるのですが、アマゾンの配送センターでは受けた注文書を見て、配送センターで働く「人」が、注文したモノを棚に探しに行って取りだすのだそうです。

おそらく、どこの販売業者の配送センターでも、仕組みは一緒のはずです。


近所のイトーヨーカ堂によく行くんですが、イトーヨーカ堂のネットスーパーも、スーパーマーケットの店内で、「人」が注文書をみながら、カゴを押してモノを探しています。


そして、それを「人」が箱詰めして、配送業者に引き渡される。


受け取った配送業者はトラックに乗せて各地の物流センターに運び、そこでまた「人」の力で各地域に仕分けをします。


そして、各家庭に配達するドライバーも、また「人」であるわけです。


ネットのクリックの先には、たくさんの「人」のリレーがあり、すべてがネットでつながっているわけではないのです。

夜を徹して時間の限られた中で、猛スピードで「人」のリレーが行われている。

だから、クリックした翌日にモノが届くわけなのです。


どんなにインターネットが発達しても、モノの流れというのは機械化に限界があるのですね。


インターネットで買ったものが届いたら、それを支えている「人」たちに感謝をしましょう。






↓クリックの先に人がいる

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