ラジオの長寿番組で「テレフォン人生相談」という番組があります。
ある女性が夫の女装趣味について相談している音源を見つけました。
(相談内容)
夫の机の上を整理していたら、女性もののパンティを発見した。しばらく観察していたが、休日に夫が履いているはずのパンツが、タンスにしまったままになっていた。これは女性もののパンティを履いているに違いないと感じ、夫のパンツの上に置手紙をしたら、後になって夫が白状した。
夫とはセックスレスで、夫が女性下着に性欲を感じていることは妻として悲しい。夫との関係は今後どうしたらいいか?
(回答者の精神科医の回答)
・精神医学では性的な嗜好は病的なものとは考えていない。
・一時、ブラ夫というのが話題になったが、ブラ夫に浮気はない。だから旦那も浮気はしない。
・男性の中にある女性的なもの、女性の中にある男性的なものが、その人間の深さや広がりを作る要素になる。
・性について秘密の小部屋を持っている方が人間には深みができる。
・妻としては難しいかもしれないが、相手の性癖を理解して、あまり深刻に受け止めない方がうまくいく。
・夫の性癖によるセックスレスは、精神医学的には異常なことととは考えない。
・この事件を機に、夫とセックスについて話し合い、妻からセックスを求めていけばいい。
以上のような内容でした。
精神医学的には女装趣味は、何ら病的なものではないとの診断です。
女装趣味があるくらいの方が人間的にはいいと言って妻を励ましていますが、だからといって妻としては簡単に納得できないのだと思います。
また、女装趣味とセックスレスは、確かに表裏の関係です。
これらをどう両立させていくがが、夫婦関係を良好に保っていく重要な要素なのでしょう。
う~ん、難しい問題です。
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