舞妓変身といえば京都です。


京都には数えきれないほどの舞妓変身処があって、ガイドブックやホームページで調べると、今も新しい店が増えています。

最近は舞妓変身に加えて、現代版花魁変身も人気のようです。

現代版花魁変身は白塗りをせず、洋風メイクと着物で仕上げる花魁で、女性にはこの方が受けているようです。


では、東京で舞妓変身ができるかといえば、何か所が存在します。

そのうち、男性もできるところは、浅草の「ここも」という店です。


浅草寺近くの浅草公会堂の脇あたりにあり、観光地のど真ん中にある割には目立たないつくりとなっています。

男性向けの侍変身もありますが、舞妓、芸者変身も男性歓迎となっています。


この店には数年前、当日に電話をして無理に予約を入れてもらって行きました。

メニューの中に大衆演劇風というのがあって、それを希望しました。


化粧は舞妓化粧を踏襲しているので、歌舞伎や日舞ほど顔の形を変えてしまう化粧にはなりません。

そういう意味ではシンプルな化粧です。


男性客の中には常連さんもいるようで、自分専用のかつらを置いている方もいるとのことでした。


着付け後は、浅草を散策できるプランもあり、常連の男性はそのまま浅草の町に繰り出しているようですが、私はそこまで勇気がありません。

写真撮影のみで済ませました。

でも、一度芸者姿で浅草の町を闊歩してみたいものです。(賛同者がいればできるかも?)


写真はその日のうちに出来上がり、帰りに受け取ることができます。

土地柄、外人さんの体験客も多いようです。



もう一軒、原宿に「モンかつら」という店がありました。

ここはすでに閉店になってしまったのですが、ここもかつて訪れたことがあります。


ここはガラス張りの美容室のようなつくりで、舞妓変身処としては異質でした。

ここはどちらかといえば、日舞に近い化粧をしてくれるとこで、顔の特徴を消してくれます。

花魁もあり、しっかりとした白塗りをしてくれるのですが、数年前に閉店となってしまいました。

もう一度訪れてみたいと思っていただけに残念です。


関東地方にお住いの皆様、たまには白塗り和装はいかがでしょうか?


↓原宿「モンかつら」にて



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