浅草橋にあるエリザベスの挨拶は、来店すると「おかえりなさい」です。
エリザベスが「我が家」で、帰ってきたことを歓迎しているわけです。
逆に、店を離れるときは「いってらっしゃい」。
また、帰ってきてね、という意味が込められているのだと思います。
学生の頃、全国を旅していて、ユースホステルに宿泊をしていました。
今はそのような宿泊施設を使う人はいないかもしれません。
ここは、基本が相部屋の2段ベッドで、旅先で旅人との出会いを作り出していました。
ここで多くの人と出会い、多くの人と語り合いました。
旅先での出会いで得たものは大きかったと思います。
そこでの挨拶は、初めて訪れたユースホステルでも「おかえりなさい」。
翌朝、旅に出発するときは「いってらっしゃい」でした。
旅先ではユースホステルが我が家なんです。
ユースホステルの管理人のことを「ペアレント」と言います。
旅先で親代わりになってくれることを意味しているんですね。
エリザベスもそれと同じ。
明るい笑顔のメイクさんに「いってらっしゃい」と言われれば、また無事に帰ってくるよ、という気持ちになります。
エリザベス流のもてなしなんですね。
↓ここをクリック
にほんブログ村