AKBの総選挙をテレビで生中継していましたが、私の世代はおニャン子クラブに熱狂していました。

総選挙こそありませんでしたが、メンバーの人気度はありましたね。人気の高い人がソロデビューしていました。新田恵利、国生さゆり、河合その子、渡辺満里奈などです。


おニャン子といえば「セーラー服を脱がさないで」。何とも当時は刺激的なタイトルでした。

でも、セーラー服は脱がしにくいんです。一般的な服と比べて構造が難しいのです。


まず、ファスナーがどこにあるか。一般的には左脇にありますが、前にあるものもあります。


あと。胸元の切れ込みがあり、スナップとホックで留まっています。ファスナーのものもあります。


胸当て(三角の布地)は、あるものとないものがあります。伝統校はなかったりしますね。その分胸元が見えやすくなってしまうのです。胸当ても取り外せるものと、片側が縫い込まれていて取り外せないものがあります。


胸元を飾るのは、スカーフタイプが多いのですが、これはスカーフ留め(丸い布地)で留めるものもあれば、スカーフを自分で結ぶものもあります。ネクタイを取り付けるタイプもあって、これは伝統校に多いですね。

そういえば襟の大きさも東日本と西日本では違うのです。西日本の方が襟の大きいタイプが多いんです。


スカートも普通のスカートとジャンパースカートがあります。スカートを留める部分はだいたい3つ穴のあるホックですが、1つ穴の移動式のホックだったり、稀にボタンだったりします。ジャンパースカートは左脇と左肩をファスナーかスナップで留めます。


今の時期は夏服ですね。夏服は襟やカフスが取り外せるタイプもあります。別々に洗濯するためですね。襟とカフスはボタンで留まっているものとスナップで留まっているものがあります。


いろいろと解説が長くなりましたが、要はセーラー服は脱がしにくいということ言いたかったわけです。セーラー服の構造を知らないと、世の男性も素早く脱がすことができないぞと。

でも、秋元康はそんなことを考えて曲を作っていないわけで、またもやお節介なマニアック話になってしまいました。