あるサロンでのこと。

メイクさんに「女性と男性の明らかな違いは何ですか?」と尋ねました。

メイクさん曰く、きっぱりと「ラインが違います」。


確かに男性のラインと女性のラインは違います。

男女が同じ服を着ていても、女性が女性とわかるのは、何か明確な違いがあるからです。

それがラインなのでしょう。

男性はどんなに小柄でも、女性より肩幅があります。顔の骨格、パーツの大きさにも違いがあります。

胸板や腕の太さ、手のひらの大きさにも違いがあります。

女装する際は、その大きさを隠すような服を着たり、大きさが目立たない角度で写真を撮ったりしますが、真正面からまとも見ればやはり違います。


女装するからには最大限女性に近づきたいし、外出すれば女性として見られたいとい気持ちはあります。

でも、現実にはなかなかそううまくはいきませんね。

女装はあくまで女を装うことを楽しむということで、割り切ればいいのでしょう。

私も骨格が大きい方なので、おそらくどんなに装っても男の女装なのだと思います。自分では完全な女性に変身しているつもりなんですけどね。


「女を装う」ことを楽しむという点では、サラリーマンのスーツ姿から180度違う姿をするのも面白いです。スーツにネクタイで店に入り、1時間後にはきらびやかなキャバ嬢になっている、なんてシチュエーションが好きです。どうせ女装するなら、最大限に楽しまないと。